わたしたちには、性別はありません。女性的、男性的という個性はありますが、すべて男性です。ゆえにわたしたちには、性欲というものがありません。
わたしは彼を深く愛しているが、それには性的色彩は一切ありません。わたしたちの愛は、肉体をはなれているのです。
だが、あなたがたには、性別というものがある。それは非常に個性的です。性別があるがゆえに、あなたがたは、わたしたちにはない愛を経験することができる。
男性は女性を深く愛してしまう。女性は男性を深く愛してしまう。愛するものとともにいる時の、とけていくかのような幸福は、あなたがた人類に、神が与えた至福です。
その真実の姿を正しく見て、正しくとらえ、正しくやっていきなさい。
あなたがたには、わたしたちにはない、愛の形と質がある。
それが最も大事なことです。それはあなたがたの本質より発するもの。
それをおろそかにしては苦しすぎます。
愛するものを、愛することに、素直になりなさい。
やりすぎる、愛しすぎることなどない。
後悔をしない、そのことのために、真心を尽くしなさい。
愛せるとき、愛さなくてはいけないとき、愛さないことほど、自分を苦しめることはないのです。
自分の中の愛に、素直になりなさい。
愛するもののために、すべてをやってあげたいという、自分の気持ちに、さからってはなりません。
サビク