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世界はキラキラおもちゃ箱・2

わたしはてんこ。少々自閉傾向のある詩人です。わたしの仕事は、神様が世界中に隠した、キラキラおもちゃを探すこと。

犀の角

2014-02-26 10:15:01 | こものの部屋

あなたがたはこれまで、愛を盗み、愛を奪い、愛を搾取してきました。しかし自ら愛することは、非常に怠ってきました。
それゆえに、法則上とても厳しいことがいくつも起こっています。

今まで、当然のように消費していた愛を、消費できなくなったのです。
そのことについて、細やかなことをひとつ教えておきましょう。

たとえば、あなたがたは、これから人に迎えにきてもらうということが、許されなくなります。
子供の頃、母親に迎えにきてもらうのは、許されます。
しかし、父親に迎えに来てもらうのは、許されません。

出先で雨に降られた時などに、パートナーに車で迎えにきてもらう。そんなささやかな愛でさえ、あなたがたは求めてはいけないことになったのです。

もし、迎えにきてもらえば、それがあなたがたの人生に苦い運命を作ってしまうのです。

これは法則上の真実です。

自分たちのやってきたこと、やってこなかったことが、このようにして、現れてくるのです。

あなたがたはこれから、あらゆる場面で、今まで当然のように享受していた愛を、享受できなくなったという現実を見ていくことでしょう。

学びなさい。そしてこれがわかったなら、これからは自分から積極的に愛していきなさい。
そして今ある愛を大事にしていきなさい。

あらゆるものに真心を尽くしていきなさい。

無償の愛はあります。でも、すべての愛が無償ではないのですよ。


                          サビク






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女のための戦い

2014-02-26 05:06:01 | 虹のコレクション・本館
No,79
フランツ・フォン・シュトゥック、「女のための戦い」、20世紀ドイツ、象徴主義。

いや、これはなんともすごい絵だね。
このテーマをここまで真正面から描ける画家も珍しい。
女を巡る男の戦いなど、世の中に掃いて捨てるほどあるのだが、なかなかここまで描けない。

傍らで胸をそらして傲然と見ている女がまたいいね。

実際、男は本気で戦っているんだが、傍から見るとこんな感じなのか、というものである。
どことなく滑稽だ。本人たちはマジだというところがかなり痛い。

まあ実際はね、女の前ではカッコをつけるんだが、男は結構裏でいろいろ操作しているんだよ。ここは負けろ、あとで何かするから、とかね。女に見えないところで交渉したりしているわけだ。八百長をかますこともよくあるのである。本気で戦ったら、死ぬからね。

女も気づいてはいるんだが、まあ男を立ててやるというとこで、気づかないふりをしているわけだ。

だが、マジで殺し合いになる時があるから、気をつけよう。

女がからんだケンカと言うのは、こわいのだ。まあ、これを見て慎むことだ。




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