何を最優先に位置付けるか?
それでこの世のあらかたの価値が決まるようである。
物質界が全てであり霊質次元が無いという見立てであれば 産まれる前と死んだ後
の己に関心なく 神も仏も物質世界に都合の良い偶像に仕立てられてしまう。
それらは神仏と謂えども偽の神仏であるから衆生が自ら救われる質のものではな
い。 益々 迷妄の淵に自ら自身を追いやるものとなる。
あの世とこの世をバランスよく熟知し 真実の最優先次元である霊質次元即ち自然
量子界に自己生存の根拠を模索する者は眞の神仏を覚り 霊現両世界を遍く味わい
尽くすことが可能となるように思われる。