熟年男の歳時記

趣味のバイク、料理、DIYや旅行記を中心に日々の暮らしと感じた事など気ままに綴って行きます。

断捨離に学ぶ

2012-01-04 16:20:39 | 日常の出来事・雑感
年末恒例の大掃除、昨年末は断捨離の精神に則り、使わなくなった物は勿論だが、使う可能性が低い物や、思い出があって捨てられずにいた物も思い切って処分することにした。
一通り作業は終わったものの、ごみ収集日まで保管せざるを得ず、年を越した今も自宅の一時保管場所は満杯状態である。

中身は勉強机、椅子、布団、毛布、DVDプレーヤー、ゲーム機、コンポ、雑誌・本、CD、衣類など相当な量である。この全てが今まで額に汗し働いて得た金の成りの果てかと思うと、ちょっとやるせない気にもなる。
そして、人間が生まれて死ぬまでの一生は、地球資源の消費と廃棄の繰り返しのうえに成り立っていると実感した次第である。
特に、子供の不用品を眺めていると、成長段階でその時々では必要だったものが、数年で不要になり、次に新たな物が加わるの繰り返しである。成長し終るまでは、時の経過に合わせ不要になる物が次々出現する。

アフリカの貧しい国と比較しても仕方ないが、先進国の国民一人が一生のうちに消費する様々な資源の量は貧しい国のそれと、何百倍、何千倍もの開きがありそうだ。
もっと、物=地球資源を大事にしなくてはと考えるものの、時の経過とともに飽きも来れば、生活スタイルも変わる。そして、新たに良い物が売り出される。そして、財布が許せばついつい手が出てしまう。
断捨離を学び悟るには、少し遅すぎた。
コメント
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