熟年男の歳時記

趣味のバイク、料理、DIYや旅行記を中心に日々の暮らしと感じた事など気ままに綴って行きます。

東海地震の30年確立88%に上昇

2012-01-12 21:12:10 | 気になるニュース
政府の地震調査委員会が国内の主な地震の発生確率を更新し、東海地震は30年以内の発生確率が1ポイント増加して88%になったと報じられている。
僅か1ポイント増など誤差の範囲だと思うが、そもそも発生確率88%とは、どういうことなのだろうか。かなりの確立で発生するということは理解できるが、東日本大震災は全く予知されていなかった中で起こった。そのことを考えると、1%の単位まで予見数値を出すことにどれだけ意味があるのか、疑問である。5%か10%刻みでも良いような気もする。

ところで、気象庁のホームページには、東海地震は詳しく解説されていて、震度予想図がアップされている。これによると、関東圏は、震度5強以下との予測だ。勿論、この程度の揺れで収まるかどうかは、その時になってみないと分からないが。


関東圏にとっては、寧ろ「首都直下地震」と「房総沖地震」が気になる。

首都直下地震は、M7クラスが想定され、今後30年以内の発生確率は70%という。
房総沖地震は、政府の正式な見解ではないようだが、ある地震学者の読みでは、東日本大震災の影響で房総沖のプレートが不安定になっていて、早ければ10年以内、遅くとも30年以内にはM8クラスの地震が発生するリスクが高いと言う。
いずれにしても、関東圏は、3つの大型地震に見舞われるリスクが高くなっていることは間違いないようだ。

東日本大震災の後、地震対策をやらなくてはと思うのだが、いつの間にか関心が薄れてしまっていて、何も変わっていない。
家具の転倒防止だけは以前より施しているのだが、食料・水・衣類といったところまでは準備していない。
今日の報道を目にして、改めて「災害は忘れた頃にやって来る」の言葉を思い出し、物置に保存食と飲料水くらいは入れておこうと思う。
コメント
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