熟年男の歳時記

趣味のバイク、料理、DIYや旅行記を中心に日々の暮らしと感じた事など気ままに綴って行きます。

今日の朝刊の見出し

2012-01-25 10:06:47 | 気になるニュース
暗い話題に事欠かない昨今、特に今日の朝刊(朝日)は気の重くなる見出しが多い。

「最低保証年金導入なら消費税さらに7%必要」
「財政再建4試算とも赤字」
「国の借金985兆円」
「マイナス成長逆戻り」

と、まぁどれもこれも読んでいて気分が落ち込んでしまう内容である。
どの項目も以前より、経済解説者などが口にしていた内容に近いもので、特に目新しいものは無いが、活字にして同時に見せられると愕然としてしまう。
年金支給額削減や財政破綻による円通貨の暴落リスクなどを考えると、大きな買物は控え、とりあえず財布の紐を閉めておこうという気にもなってくる。
ただ、子育ても終わって支出が限定され、比較的思い通りになる高年齢層は未だしも、今子育て真っ最中の30~40代の世帯にとっては、簡単に切り詰めるわけにも行かないだろうし、将来への不安は増すばかりだと思う。

どれだけ増税すれば、年金支給額がどうなって、国の借金はどこまで減るのか、この試算、それも極力正確で現実味のある数値が示されないところが最大の問題で、国民の不安が解消されない大きな理由だと思うのだが、今の政府・省庁の能力では無理だろうか。
いっそのこと、民間シンクタンクに金を払って試算を委託したほうが、早く、且つより正確な数値が期待できるかも知れない。政府や省庁の試算は往々にして前提条件が甘くなりがちで、信用出来ないものが多過ぎる。

野党もマニフェスト違反だ、解散だと叫ぶだけでなく、もう少し頭を働かせて理路整然とした対案を示し、国民に説明して貰いたいものだが・・やはり無理だろうか、今の野党、とりわけ自民党では。
コメント
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