熟年男の歳時記

趣味のバイク、料理、DIYや旅行記を中心に日々の暮らしと感じた事など気ままに綴って行きます。

当てにならない「証券アナリスト」の予想

2012-01-16 10:31:49 | 日常の出来事・雑感
ユーロ圏9カ国の国債格下げを受けてユーロ安・円高が進み、その影響で今日の日経平均は大きく下げて始まっている。
米国の経済指標の改善を受け、上昇トレンドに入ったと思ったら今度はヨーロッパの信用不安の再燃である。結局、何だかんだと各国政府が手立てを講じているものの、即効薬はなく、市場の不安が払拭されるまで、まだ長い時間を要するということだろう。

2ヶ月ほど前だったか、ある証券会社のアナリストがテレビ番組で、8600円を割ったら「買い」だと言っていた。「底値で買うことは難しく、買った後、一旦マイナスになることがあっても、いずれ回復する」とも付け加えていた。

確かにその後、上昇基調に入った。数年前から株取引を止めてはいるが、証券会社の口座は維持したままなので、何時でも取引を再開できる状況にある。アナリストの「8600円割ったら買い」の言葉に、一瞬迷ったが結果的に止めておいて正解だった。確かに8600円を僅かに上回る時期はあったものの、その後ずっと8600円割れの状態が続いている。



アナリストの解説を鵜呑みにして株をやる人はいないだろうが、それにしても当てにならない。いずれ回復するかも知れないが、何ヶ月もの間長期にわたり、毎日含み損を抱えた状態は精神衛生上良くない。
株で利益を出している個人投資家は10人に一人いるかどうかと言う。将来、取引再開もあるだろうと維持している証券口座だが、そろそろ未練を断ち切って口座を閉じようかと考えている。
コメント
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