今日は泊まりで八ヶ岳方面に出掛けたついでに、白州にあるサントリーの蒸留所に立ち寄った。
国道20号線沿いにある道の駅「はくしゅう」を諏訪方面に10分ほど走ると入り口に蒸留釜が置いてある。これが目印。
広大な敷地の中にはバード・サンクチュアリまである。
まずは博物館に立ち寄る。中には、サントリーの創設者・鳥井信治郎の生立ちから、ウィスキーの開発秘話などサントリーの現在に至るまでの歴史が詳細に渡って解説されている。
鳥井信治郎愛用の書斎デスク、机上には何種類ものウィスキーを入れたグラスが常に置かれていて、夜中起き出してはブレンドして、ウイスキーの開発に昼夜励んでいたという。
サントリーが1929年に売り出した国内第一号ウィスキー「サントリーウィスキー白札」。
当時の日本人の嗜好には合わず、評判は今ひとつだったとか。
赤玉ポートワインの宣伝ポスター。肌を露出したモデルの女性、当時としては珍しかったのでは。
サミー・デイヴィス・ジュニアのポスター、テレビCMで流れていた彼が口ずさむ軽快な歌とダンスが思い出される。
若い時、良く飲んだ「角瓶」と「オールド」、懐かしい。
博物館の最上階は展望室になっていて八ヶ岳の全容を眺望できる。
博物館を見学した後は、蒸留所見学ツアーに参加した。天然水の製造工程見学コースもある。
10分ほど紹介ビデオを視聴して、いよいよウィスキーの製造工程の見学スタート。
まずは「仕込」
細かく砕いた麦芽に温水を加え、含まれるデンプンを糖分に変え、これを濾過して麦汁を作る工程とのこと。
次は「発酵」
麦汁に酵母を加えて発酵させる工程で、この発酵層は高さ4.7mあるとのこと。
鼻を近づけるとウィスキー特有の鼻を突く匂が漂ってくる。酵母の種類は数千種類あって、この中からイメージするウィスキーの香りにふさわしい酵母を選択するとのこと。
発酵が終わったらいよいよ「蒸留」
この蒸留釜、「ポットスチル」と呼ぶらしいが、それぞれ形・大きさが異なっていて、ウィスキーの味も釜ごと違ってくるとのことだった。
そして最後に「熟成」
樽に詰めた後は貯蔵庫で何年、何十年と掛けて熟成させる。温度管理は行わず、白州の自然な状態で熟成させるらしい。一番古い物で1973年とのこと。
樽は全て輸入品で、材質の違いによって4種類の樽を使い分けているとのことだった。
約30分の見学ツアーが終わると、場所を変えての試飲タイム。
ここの蒸留所を代表するウィスキー「白州」10年ものと12年もののハイボールが試飲出来る。(無料)
何気なく立ち寄ったサントリー白州蒸留所だったが、博物館といい見学ツアーといい充実した内容で、ウィスキー好きには一見の価値あり、お勧めの立ち寄りポイントである。
国道20号線沿いにある道の駅「はくしゅう」を諏訪方面に10分ほど走ると入り口に蒸留釜が置いてある。これが目印。
広大な敷地の中にはバード・サンクチュアリまである。
まずは博物館に立ち寄る。中には、サントリーの創設者・鳥井信治郎の生立ちから、ウィスキーの開発秘話などサントリーの現在に至るまでの歴史が詳細に渡って解説されている。
鳥井信治郎愛用の書斎デスク、机上には何種類ものウィスキーを入れたグラスが常に置かれていて、夜中起き出してはブレンドして、ウイスキーの開発に昼夜励んでいたという。
サントリーが1929年に売り出した国内第一号ウィスキー「サントリーウィスキー白札」。
当時の日本人の嗜好には合わず、評判は今ひとつだったとか。
赤玉ポートワインの宣伝ポスター。肌を露出したモデルの女性、当時としては珍しかったのでは。
サミー・デイヴィス・ジュニアのポスター、テレビCMで流れていた彼が口ずさむ軽快な歌とダンスが思い出される。
若い時、良く飲んだ「角瓶」と「オールド」、懐かしい。
博物館の最上階は展望室になっていて八ヶ岳の全容を眺望できる。
博物館を見学した後は、蒸留所見学ツアーに参加した。天然水の製造工程見学コースもある。
10分ほど紹介ビデオを視聴して、いよいよウィスキーの製造工程の見学スタート。
まずは「仕込」
細かく砕いた麦芽に温水を加え、含まれるデンプンを糖分に変え、これを濾過して麦汁を作る工程とのこと。
次は「発酵」
麦汁に酵母を加えて発酵させる工程で、この発酵層は高さ4.7mあるとのこと。
鼻を近づけるとウィスキー特有の鼻を突く匂が漂ってくる。酵母の種類は数千種類あって、この中からイメージするウィスキーの香りにふさわしい酵母を選択するとのこと。
発酵が終わったらいよいよ「蒸留」
この蒸留釜、「ポットスチル」と呼ぶらしいが、それぞれ形・大きさが異なっていて、ウィスキーの味も釜ごと違ってくるとのことだった。
そして最後に「熟成」
樽に詰めた後は貯蔵庫で何年、何十年と掛けて熟成させる。温度管理は行わず、白州の自然な状態で熟成させるらしい。一番古い物で1973年とのこと。
樽は全て輸入品で、材質の違いによって4種類の樽を使い分けているとのことだった。
約30分の見学ツアーが終わると、場所を変えての試飲タイム。
ここの蒸留所を代表するウィスキー「白州」10年ものと12年もののハイボールが試飲出来る。(無料)
何気なく立ち寄ったサントリー白州蒸留所だったが、博物館といい見学ツアーといい充実した内容で、ウィスキー好きには一見の価値あり、お勧めの立ち寄りポイントである。