熟年男の歳時記

趣味のバイク、料理、DIYや旅行記を中心に日々の暮らしと感じた事など気ままに綴って行きます。

日本語は難しい~株価解説

2012-01-06 16:23:36 | 日常の出来事・雑感
次の文面は、今日の株価状況を報じる時事通信の速報である。

「個別銘柄では日立が安く、ソニーは軟調。パナソニックは値を消した。コマツ、ファナックが値を下げ、トヨタが弱含み、日産自は大幅安。JFE、新日鉄が売られ、古河電は急落。商船三井の下げがきつい。三井住友が軟化し、東京海上は甘い。東電が売られ、グリー、ディーエヌエーはさえない。」

いずれの銘柄も前日終値と比べ、下げて終えたことを伝えているのだが、その表現の多さに感心すると同時に、改めて日本語の難しさを感じた次第である。
「安い、軟調、弱含み、軟化、甘い、さえない」、「下げがきつい、大幅安」・・業界関係者や株に詳しい方なら、同じ下げでも、各々の言葉が意味するところを分かるのかも知れないが、素人にはさっぱり分からない。「下げがきつい」と「大幅安」、どう違うのだろうか。果たして英語に訳すとどうなるのか、興味深い。

この記事を書いた担当記者は、銘柄ごとの値動きの違いをみて表現を使い分けてのことだと思うが(多分)、素人が読んでもその違いが分かるような表現を使えないものだろうか。
特段意味が無く、文章を作る上で別の単語を使っただけというなら、紛らわしい。
いずれにしても、どうも業界用語は難しすぎる。
コメント
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