中国の外貨準備が8500億ドルを超え日本を抜き世界一になったというニュースは、それ自体は時間の問題とされていたので目新しさはない。問題は、通常は四半期ごとに発表されるものが2月のデータを急遽発表したことに現れる“突出した外貨準備の政治的材料化”だろう。経済大国へと着実に歩みを進めていることを誇示するとともに、その影響力の大きさを暗に示したものと思われる。
金市場では、中国の外貨準備の拡大が折に触 . . . 本文を読む
NYの状況が楽しみだというニュアンスで書いたら、結局ファンドの主戦場でもあるコッメックス(COMEX)で買い上げられたものの、そこから帰ったスッポット市場で売られて、東京は為替もあって前日比変らずでバトンタッチされ、そのま利食いモードで反落。そうは簡単にイキマセンという展開。そら、そうだ。最近はIndex買いという「(商品)指標」に連動する運用が機関投資家の間で流行で、集めた資金が投じられると、各 . . . 本文を読む