亀井幸一郎の「金がわかれば世界が見える」

マクロな要因が影響を及ぼす金(ゴールド)と金融の世界を毎日ウォッチする男が日常から市場動向まで思うところを書き綴ります。

材料の相互作用性と移行期特有の「揺らぎ」

2010年01月13日 22時22分52秒 | 金市場
12日の金価格はNYのフロア取引の終盤に急落状態となったが、材料視されたのは、12日のアジアの時間帯に発表された中国人民銀行による引き締め策の発表だった。中央銀行が一般の市中銀行に強制的に預けさせる資金の比率(預金準備率)を0.5%引き上げるというもので、銀行からすると融資に向ける資金が減る、あるいは融資を回収する必要があることから、引き締め策となる。 不動産価格の急騰など昨年来カネ余りの過熱が . . . 本文を読む
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