結局WBC日韓戦は、圧勝となった。序盤は、日本側のツキの無さを感じさせる場面があったり記録に残らないミスがあったりと接戦を思わせたが、結局ジャイアンツ上原の好投が勝ちを呼び込んだということだろう。スピード以上に球が走っているのがTV画面からも見て取れた。テンポの良さは言うまでもないが、いいピッチャーだねぇ。福留も良かったけど、やっぱり何でも流れというのは大事だし、逆に怖いもんだと見ていて思った。き . . . 本文を読む
今週は金については弱気の見通しが多いCPMグループのコンサルタントが、珍しく強気で、4月にも金価格は580~600ドルに達する可能性が高いとの見通しを出していた。経験則から12月~4月は上昇しやすいという季節性を理由に上げていた。このところの数年の値動きは確かに年末に動きが出て、調整後にさらに高値更新というパターンが多い。3月1日に「前半と後半では相場つきが変わるのではないだろうか」としたが、今週 . . . 本文を読む
GMからの資本提携の解消、持ち株売却を打診されたスズキの話を書いたのが3月7日だった。同社鈴木会長の記者会見での「よほど困っているんじゃないですかね」という発言が印象に残ったので取り上げたのだが、今日のニュースで実態が表面化してきた。その際に「ついに本格的な資産の切り売りを始めたGM」と書いたのは、この鈴木会長の発言にGM側代表の姿勢を見た気がしたからだった。日本時間の昨夜から流れていたニュースで . . . 本文を読む
昨晩(日経CNBC)は最後に赤字分の調達という「フロー」の部分ということで、米財務省の発表する「対米証券投資」のデータを使ったが、番組終了後に1月のデータが公表された。前に昨年後半は1000億ドルを超える月まであったものが、12月に予想外の減少となり(538億ドル)同月の貿易赤字(650億ドル)すら下回ったという話を取り上げた。単月の数値だけではなんとも言えないとしたのだが、昨晩発表された数値は、 . . . 本文を読む
さて発表された米10-12月期の経常収支の中で、注目していた所得収支は結局約16億ドルの黒字になっていた。10-12月期のデータは24億ドルの赤字だったが、7-9月期のデータが今回の発表で当初の5億ドルの黒字から49億ドルの黒字に上方修正されたのが効いて通年では黒字となった。きのう黒字になったとしてもギリギリでなんとか黒字となりそうとしたが、そのとおりだった。ニュース性を帯びるとした赤字にはならな . . . 本文を読む
今夜発表される米10-12月期の経常収支に対する関心はそう高くない。赤字拡大は織り込み済みだし、昨日も書いたがフローでは何の問題もないからというのがその理由。経常収支のうち、貿易・サービス収支は月次で報道されているので置いておいて、問題の「所得収支」だが、03年463億ドルの黒字、04年304億ドルの黒字ときて、今回はどうなるか。1-9月期では約4億ドルの赤字になっている。過去10年間で黒字額が縮 . . . 本文を読む
さて先週発表された米国2月の雇用統計が予想以上に強かったことから、またぞろインフレという言葉が気になりだす気運だけど、その点で今週は16日に発表される米国の2月の消費者物価指数が関心の的になってきた。この結果が3月27、28日のFOMCにも影響を与えるとされているが、おおむね強い数字が出て0.25%の利上げ継続はいまや既定路線。ただ利上げで到達する表面的な金利水準よりもインフレ率を加味した実質金利 . . . 本文を読む
こんなこと自慢にならないが、じつは「花粉症」という病名のない時代から花粉症を引きずっているベテラン(?)重症患者なんだ。最初は高校を卒業する年の2月だった。とにかく鼻水が止まらずクシャミを連発するので風邪を疑ったが、熱もなく、大学受験も控えているし何だろう??のまま地元の総合病院の耳鼻咽喉科へ行ったら、状況を聞いた医者になんと鼻の奥に注射を打たれた(細い注射器を鼻の穴に突っ込んで)。これは驚いた。 . . . 本文を読む
さて注目の米2月の雇用統計は、大方の予想通り強い数字となった。予想の平均値21万人に対し結果は24万3千人の雇用の増加。改定された1月の数値が17万人なので、大幅な増加。ちなみに2005年の月平均雇用増加数は16万5千人となっているので、この数値はかなり高いといえる。そしてもうひとつの注目点は、時間当たり平均賃金の伸び。2月は16.47ドルと5セント増えて前月比プラス0.3%の伸び、これが前年同月 . . . 本文を読む
「イランはテロの中央銀行」。この言葉を報道で見て笑ってしまった。よくもこんな例えを思いつくもんだと・・・・。日本国内が日銀の量的緩和解除でちょっとした騒ぎになっているのを知ってか知らずか、ライス米国務長官の上院公聴会での言葉である。「アメリカにとってイランが最大の脅威」として、国連の安全保障理事会での制裁も視野に、イランを孤立化させて核開発を断念させる必要性を説いたと伝えられている。もともとこの公 . . . 本文を読む