夕刻、大阪に移動。金価格の押し目?みなどの程度狼狽売りに走るのか否かに掛っているということだが、ポールソンファンドに関してはあまり動きはないのではないかな。ポールソンに運用委託している投資家層には関係ないでしょ、今回の話は。まぁ、その点で、確かに言われるように今後の広がりがどの程度かが問題。広がらないのではないか。土曜日に書いたように今年は選挙年。メリルに同様の訴訟が民事レベルで起きているという話 . . . 本文を読む
アイスランドの火山の噴煙が、ヨーロッパ各所の空港を発着している航空機の欠航をもたらし、結構な混乱となっているのは報道のとおり。その話題とは関係ないのだけれど、先月の南アでいくつかあるハァ!?という体験のなかのひとつが、これ。南アの南西端ケープ・タウン空港からヨハネスブルクに向かう飛行機でのこと。写真は離陸用の滑走路に向かう飛行機の窓から見えた戦闘機。ケープタウン近郊の漁港の近くには南ア海軍の基地が . . . 本文を読む
昨夜は寝ようとしたらゴールドマン騒動。現時点で「ゴールドマン・ショック」と名付けられるほどの下げ状態というわけではない。
騒動のポイントは、プロ同士の取引のなかでゴールドマンが「合成債務担保証券(シンセティックCDO)」の販売に際して、実際と異なる情報を伝えるか、またはその開示を怠った疑いという点。投資家保護などを説明する際に使われる言葉に「情報の非対称性」というものがある。プロとされる機関投資 . . . 本文を読む
今夜は9時半からの日経CNBCのニュース番組「NEWS ZONE」にて金の特集を組むということで声が掛り、日経スタジオへ。当初は10分程度ということだったが、主だったニュースがなかったせいか13分枠程度に膨らんだので余裕をもった進行となった(・・・と思う)。金曜日枠は内容をどうするか事前に決めないのだろう、テーマが決まったのは本日午後。こちらは、そう準備を要するものではないのだが、担当プロデューサ . . . 本文を読む
米国景気が回復基調にあるとの見通しのなか、金価格が上昇することに対してシッくりこない向きが多いようだ。たしかにドル安ヘッジや信用リスクの高まりといった年初までの上昇パターンとは環境が異なる。マネーとモノ、二つの顔を持つ金ならではの“ええとこ取り”の相場展開。このところ株価などと一緒に上がる金を、海外通信各社は「回復期待からリスク資産への指向が高まり、そのなかで金も買われた」、あるいは「景気回復の高 . . . 本文を読む
市場を騒がせてきたギリシャ問題だが、伝えられているように短期債(6ヵ月、1年)の発行は予定を7倍も上回る応募があり問題なく終了。もっとも、問題なく終わらない可能性があったからこそ11日にユーロ圏財務相会合で支援の具体策を決めたわけで、こうでなきゃ困るということ。ただし調達金利は、1年物4.85%、6ヵ月物4.55%となり前回1月の発行時のそれぞれ2.20%、1.38%からすると倍以上となった。調達 . . . 本文を読む
先週、ドル建て金価格が1160ドルを突破するなかで国内小売価格(税込み)も3660円という27年ぶりの高値を記録した。先日、コメント欄に国内金価格についてのものがあったので確認のためにも取り上げておこうと思う。
話は30年前の1980年に遡る。
金の過去最高値として2008年1月まで28年間にわたり君臨してきたのが、いまから約30年前1980年1月21日のロンドンの850ドル(2nd Fixi . . . 本文を読む
11日日曜日に電話によるユーロ圏財務相会合で合意されたギリシャ支援策。欧州各国によるギリシャへの2国間融資を寄せ集め、さらにそこにIMFの融資を上乗せするというもの。2国間融資は3年もので合計300億ユーロ。IMFの融資は100億ユーロ程度。2国間融資は、当初ドイツが要求していた懲罰的な高金利ではなく、3ヵ月物EURIBORに3%の金利を乗せ、更に0.5%の手数料を乗せると5%前後になるとのこと。 . . . 本文を読む
4月7日NY市場の金価格は、前日に続きギリシャ問題に揺れるユーロが10日ぶりの安値水準(1.3326ドル)に売られる(ドル高)なかを続伸。NYコメックスの先物価格は前日比17ドル高の1153ドルで主な取引を終了。6連騰。(相場の“熱さ”を感じさせないので)意外な感じがするかも知れないが、終値ベースで年初来の高値となった。
ギリシャ問題は、仮に支援を要請する状況になった場合に、ギリシャはIMFから . . . 本文を読む
湾岸地区に隣接しているケープタウンは別として、ヨハネスもルステンの競技場ともに黒人居住区の再開発という意図が強く感じられる状況だった。4月1日にも掲載したが、とりわけヨハネスのメイン会場「サッカーシティ・スタジアム」周辺は、黒人居住区ソウェトの東端に位置し、かつての金鉱の採掘で掘り出した鉱石の(いわゆる)ボタ山がある場所に近いところだった。
ところで鉱山で採掘された金鉱石のうち、「資源として使えず . . . 本文を読む