米国景気が回復基調にあるとの見通しのなか、金価格が上昇することに対してシッくりこない向きが多いようだ。たしかにドル安ヘッジや信用リスクの高まりといった年初までの上昇パターンとは環境が異なる。マネーとモノ、二つの顔を持つ金ならではの“ええとこ取り”の相場展開。このところ株価などと一緒に上がる金を、海外通信各社は「回復期待からリスク資産への指向が高まり、そのなかで金も買われた」、あるいは「景気回復の高まりがインフレ懸念を高め金が買われた」というふうに報じている。景気回復が鮮明になると、「インフレ懸念」という言葉が前面にでる。確かにその素地はある。
しかし、足元はいまだデフレの様相。日本時間の昨夜、上下両院合同経済委員会で証言したバーナンキFRB議長は、証言後の質疑応答でインフレについては「引き続き弱々しい」とした。実際この日発表された3月の米消費者物価(CPI)上昇率は前月比0.1%上昇と安定した状況となっている。むしろ自動車関連以外ではいまだデフレ的傾向も指摘できるような状況となっている。
ちなみに今回のバーナンキ証言について市場内の一部では、FOMC声明文にある「異例の低金利をかなりの期間(extended period)続ける」という文言の変更を示唆する内容になるとの見方があった。しかし、結果は逆に現在の方針を維持するとした。当局としては、状況によっては臨機応変に対応(文言に関係なく引き締めもあり)ということだろう。市場関係者の間では、FOMCでの「表現」の変更にこだわる傾向が続いているが、それも色あせてきているように思う・・・・というより外野の我らがこの論議に飽きて来たというべきか。。大きな意味を感じない。
今夜は、ラッカー・リッチモンド地区連銀総裁、ブラード・セントルイス地区連銀総裁、ロックハート・アトランタ地区連銀総裁講演、ボルカー元FRB議長講演、ラッカー・リッチモンド地区連銀総裁記者会見・・・と明日の朝の午前6時台までソーサイの講演が続く珍しい日となっている。
しかし、足元はいまだデフレの様相。日本時間の昨夜、上下両院合同経済委員会で証言したバーナンキFRB議長は、証言後の質疑応答でインフレについては「引き続き弱々しい」とした。実際この日発表された3月の米消費者物価(CPI)上昇率は前月比0.1%上昇と安定した状況となっている。むしろ自動車関連以外ではいまだデフレ的傾向も指摘できるような状況となっている。
ちなみに今回のバーナンキ証言について市場内の一部では、FOMC声明文にある「異例の低金利をかなりの期間(extended period)続ける」という文言の変更を示唆する内容になるとの見方があった。しかし、結果は逆に現在の方針を維持するとした。当局としては、状況によっては臨機応変に対応(文言に関係なく引き締めもあり)ということだろう。市場関係者の間では、FOMCでの「表現」の変更にこだわる傾向が続いているが、それも色あせてきているように思う・・・・というより外野の我らがこの論議に飽きて来たというべきか。。大きな意味を感じない。
今夜は、ラッカー・リッチモンド地区連銀総裁、ブラード・セントルイス地区連銀総裁、ロックハート・アトランタ地区連銀総裁講演、ボルカー元FRB議長講演、ラッカー・リッチモンド地区連銀総裁記者会見・・・と明日の朝の午前6時台までソーサイの講演が続く珍しい日となっている。
2 さて、米国経済は雇用も住宅も最悪だ。そりゃ下げ止まりくらいみせなきゃ米国の労働者は全員失業し、住宅価格もゼロになってしまう。
経済指標のいいとこどりをして株価は堅調だ。
金はようやく通貨の呪縛を離れて破綻リスクを折込始めた。
3 細野真宏の年金の付録本には笑ったね。民主党以上に年金がわかっていない。もっとも年金を本当に理解できる人は日本でも数人だろう。
4為替も同じく日本で数人しか本当に理解できない。頭脳は玉木財務官と行天さんくらいかな。失礼ながら先生にも理解できていないと思う。為替は高度なインテリジェンスだ。
行天さんも売国民主党の経済政策に関わっているのだからインテリジェンスでなくインサイダーじゃないの?