マーチン・ルーサー・キング牧師の記念日の連休明けのNY市場で金価格は、ここまでの上昇で
さすがに売りが膨らんだ。もともと1350ドルという心理的な節目に接近し売りが控えるのが1340ドル台。16日はユーロにも一時売りが膨らんだこともあり、金は1330ドル台半ばで売り買い交錯状態に。それでも取引開始早々に2万6000ドル台に躍り出たNYダウが、その後値を消す流れの中でユーロが息を吹き返したこともあり . . . 本文を読む
先週末は米12月のCPI(消費者物価指数)の数値、とりわけエネルギーと食品を除いたコア指数が前月比で+0.3%と市場予想の+0.2%を上回り、前年同月比でも+1.8%と前の月の+1.7%を上回ることに。この内容に米長期金利は急騰し2.6%に接近(2.59%)。昨年の最高水準が3月13日の終値ベースで2.608%だった。ドルは上昇、金は売られたが、結局下値は1325ドル止まりだった。
その後、ド . . . 本文を読む
ドイツなど一部北欧のタカ派の物言いは以前からあるとして、おおむね慎重スタンスだろうと多くが思っていた欧州中銀(ECB)の12月理事会の議事録。IMFのレポートの成長率の上方修正幅などから景気の足腰がしっかりしてきているのは見て取れたが、それでも安全運転というのがECBに対する見方だった。実際に、12月の声明文もドラギ総裁の会見もその線に沿ったものだったしかし、公開された議事録ではもっと前のめりに景 . . . 本文を読む
10日は欧州の午後、NYの早朝の時間帯に中国が米国債の購入を減らすか停止するとの報道が流れたことから、米国債に売りが膨らみ長期金利が急騰する中でドルも売られ金市場では買いが膨らんだ。具体的には、定期的に外貨準備の運用方針を見直している中国当局者の話としてブルームバーグが流したもの。一般的には、国家外為管理局(SAFE)の担当者ということになる。
伝えられたところでは、「中国人民銀行に対し財務省 . . . 本文を読む
9日の市場で目についたのは米長期金利の上昇だった。NYの時間帯に入って以降、債券先物主導で金利は上昇。10年国債の金利すなわち長期金利は急騰し、2.546%で取引を終了した。手元の資料では終値ベースで昨年の3月14日(2.595%)以来、約10ヵ月ぶりの水準となる。言うまでもなく米金利の上昇は、金利を生まない金にとって悪材料となるもの。
ちなみに米長期金利が2.6%に近かった昨年3月のNY金の水 . . . 本文を読む
早朝からいろいろやっていて、おやっ!と思ったニュースが2つあった。
夕刻には一般ニュースでも流れていたがモラー特別検察官が数週間以内にトランプ大統領の直接聴取を行う可能性があることを公表したというもの。報じたのは、ワシントン・ポスト。昨年10月に訴追され司法取引に応じたパパドプロス元外交顧問から12月訴追で同じく司法取引のフリン前大統領補佐官(国家安全保障担当)と来て、次は・・・・ジャレッド・ク . . . 本文を読む
12月の米雇用統計が発表された。非農業部門雇用者数(NFP)は前月比14万8000人の増加。市場予想は19万人になっていたので、予想を下回ることに。10月、11月分のデータは、下方、上方それぞれ修正された。失業率は前月比変わらずの4.1%。注目の賃金上昇(平均時給)は、前月比+0.3%で前年同月比+2.5%の上昇と下方修正された11月の前月比+0.1%、+2.4%よりも高いものの、予想の範囲内つま . . . 本文を読む
さて12月のFOMC議事録は、総じてサプライズはなかった。税制改革法案つまり減税法案の成立を前提にその景気押し上げ効果を読み、緩やかな金利の引き上げ継続が妥当という内容。ただし、物価上昇の鈍さを背景に利上げペースに関し、意見に開きあり。そのインフレ率の鈍化に関する懸念、(先行きの景気鈍化を示唆するとされる)10年国債と2年国債の利回りの接近(イールドカーブのフラット化)懸念、加速しない賃金上昇など . . . 本文を読む
あけましておめでとうございます。
年明けは、元旦に恒例の新宿は十二社(じゅうにそう)にある熊野神社にお参り。夕刻に羽田から南紀白浜に移動。そこからローカル線に乗り継ぎ、紀伊勝浦へ。
現地の熊野那智大社の「那智の瀧」へ。ピンと張りつめた空気が心地よく、瀧の近くはむしろあまり寒さを感じない。いわゆる最近なにかと話題のパワースポットでもある。
飛行機の予約取れず、遅い電車で東京戻り。明日は、年始の賀 . . . 本文を読む