先週末13日の更新の際のタイトルを「NY金1900ドル超の売り消化の時間帯」としたが、13日はまさにそのような流れとなった。しかし、少なくとも13日は売り物を消化し、続伸となった。 本日16日の米国市場はキング牧師記念日のため休場となる。
3連休を前にした1月13日のNY金通常取引終値(清算値)は22.90ドル高の1921.70ドルと昨年4月22以来約8カ月ぶりに1900ドルの . . . 本文を読む
さて、発表された昨年12月の米消費者物価指数(CPI)は、大方の予想通り上昇率が6カ月連続で鈍化しインフレの減速が続いていることが示された。米連邦準備理事会(FRB)が利上げペースをさらに落とす余地が生まれたとの見方が広がり、主要通貨に対しドル安が進み、米債利回りは長期債を中心に幅広く低下する中で、NY金は買いが膨らみ1900ドルを突破した。
ただし、1900ドル超では利益確定の売りが控え相場 . . . 本文を読む
本日日本時間の午後10時30分に今週最大の注目材料、12月の米消費者物価指数(CPI)が発表される。
1月31日~2月1日の連邦公開市場委員会(FOMC)前の重要な経済指標としての位置づけとなる。
市場予想は総合指数の伸びが前年同月比6.5%(11月7.1%)、(食品とエネルギーを除く)コアCPIの伸びは5.7%(同6.0%)と鈍化予想となっている。 ゴールドマン・サックスは総 . . . 本文を読む
週明け1月9日のNY金は順調に上値を伸ばした。ロンドンの早朝とNY時間の通常取引開始30分後に1880ドル台半ばまで買われたものの、この日のFRB高官のタカ派発言や本日10日にパウエルFRB議長がスウェーデン中銀主催の中銀の討論会に出席予定となっていることもあり、上値は重かった。9日の終値は、堅調な雇用統計にもかかわらず賃金上昇率の鈍化を手掛かりに買われた前週6日の終値(1869.70ドル)比で8 . . . 本文を読む
NY時間の午後2時に発表された12月FOMC議事要旨は、タカ派的な内容ではあるもののサプライズはなかった。ただしNY金にとっての材料性は、買い要因というより売り要因が勝る印象だった。
複数の参加者が「歴史は、早期に金融環境を緩めるべきではないと戒めている」と強調し、「23年中の利下げを想定する参加者は1人もいなかった」と明記した。背景には、12月会合にて利上げ幅をそれまでの0.7 . . . 本文を読む
明けましておめでとうございます。1日はいつもの熊野神社に初詣。2、3日とこれまたいつものように箱根駅伝観戦にどっぷり・・・だった。往路2区は見応えありましたね。。
さて、年末に昨年8月10日の高値(1824.60ドル)を超え、終値でも6月以来の高値を付けていたNY金。2023年はhead start となった。昨年末に超えられなかった心理的節目の1850ドルを軽く超えることにな . . . 本文を読む