和やか-散歩

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パピヨン【午前十時の映画祭】

2010年06月22日 | こんな映画見ました~(洋画)
『パピヨン』
---PAPILLON---
1973年(フランス)

監督:フランクリン・J・シャフナー
出演: スティーヴ・マックィーン、ダスティン・ホフマン 


胸に蝶のイレズミをしている所から“パピヨン”というあだ名で呼ばれている主人公が、無実の罪で投獄され、13年間にも及ぶ刑務所生活を強いられながら、自由を求め執拗に脱獄を繰り返し、ついに成功するまでを描いてゆく。
マックィーン&ホフマンの名演技はもちろん、脱獄囚が書いた実録小説が原作となっているだけあって、実に見応えのある作品に仕上がっている。
生への執着をここまで鮮烈に描いた作品はそうそうあるものではないが、重苦しさばかりでなくエンタテインメントとしての充足感、そしてカタルシスを持ち合わせている所が凄い。
(allcinemaより)


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スティーヴ・マックィーンの迫力ある演技に圧倒される作品です。
アンリ・シャリエールが1931年、無実の罪で終身重労働を宣告され、南米仏領ギアナの刑務所に送られ数度に亘る脱獄を試みたのち、ベネズエラの市民権を得たという数奇な体験の実録小説の映画化です。

独房での見るに忍びないシーンも、マックィーンが見事に演じています。
何度も脱獄を試みては、引き戻されて重刑を科せられる展開はポール・ニューマン主演の「暴力脱獄」とダブります。ニューマン扮するルークは死んでしまいますが、パピヨンは生き延びます。

若いダスティン・ホフマンもインパクトのあるさすがの演技です。
今はすっかりおじいさんになったホフマンですが、50才で亡くなったマックィーンはいつまでもあのままですものね。。。
脱獄の執念だけが印象の映画でしたが、こんなにマックィーンが汚れ役を演じていたのか~って改めて思いました。
もう可哀想なくらい惨めなシーンの連続だったのですね。

かっこいいマックィーンのシーンがほとんどない作品なのです。。。






コメント (2)
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