『TAKING CHANCE/戦場のおくりびと 』
---Taking Chance---
2009年(アメリカ)
監督:ロス・カッツ
出演:ケヴィン・ベーコン、トム・アルドリッジ
「ミスティック・リバー」のケビン・ベーコンが、戦死したアメリカ兵の遺体を故郷へ届ける海兵隊員を演じ、ゴールデングローブ賞テレビ映画部門の主演男優賞を受賞したヒューマンドラマ。
イラクの戦場から帰国し、内勤の任務に就いている海兵隊員マイケル。
ある日、イラクでの戦死者リストの中にチャンスという同郷の若者の名前を見つけたマイケルは、彼の遺体をワイオミング州の家族のもとへ移送する任務に志願する。
遺体は専門家たちによって丁寧に清められ、遺品とともに棺に納められる。
マイケルはチャンスに対して心からの敬意を払いながら、飛行機や車を乗り継いでワイオミングを目指す。
(シネマ・トゥデイより)
-------私のひと言-------
TV映画、事実のお話です。
とても丁寧に作られています。
戦死したアメリカの兵士の 遺体を家族に届けるというシーンを切り取って映画にし、静かではあるがその重さが伝わってくる作品でした。
主演のケヴィン・ベーコンの好演がこの作品の評価を押し上げています。
戦死という事実がアメリカでは今でも尚現実であり、日本では遠い歴史になっていることを思い知らされる映画ですね。