NTT docomo の タブレット端末のお話。
下町庶民で田舎のオッサンの自分ではとても手にすることのできないはずの
スマートフォンだと思っていたら、思いがけなくもそれより一回り大きな
タブレット端末に触れる機会が友人のところから湧き上った。
身内に購入を頼まれて買ったはいいが「使い方を教えて!」というSOS。
メカには比較的強い方だったが、半世紀も生きてくると今の時代の時の流れ
にはナカナカついて行くのも青息吐息ではてさて分かるものなのか?
不安85% 触ってみたさ15%で、他の用事もあって出かけてみた。
15年来のDocomoキャリアとしてはAndroidやiPhoneなどなかなか
触れられない。
先日のTVで現代の若者ですら取扱いにてこずっているとアンケート結果が
出ていた。
「コレなんやけど、ちょっと見といて」と目の前のテーブルの上に置いて
3分程度所用のために席を外された。
『ラッキー 』 だってね、そりゃコチラも初めて触ってみるモンですやん?
そんなもんね、冷静は装っているものの内心はハラドキもんですやん?
電源SWが何処にあるやら、操作方法はTVでチラ見した程度しかないし・・
となるとこの180秒ってのは脳ミソ・フル回転ですやん。
「どない?」 の声がかかった頃にはとりあえず動かせる程度に。 ホッ
なんせ付属の説明書がペラペラの冊子で、取扱説明書はこの機械の中にある
訳なんで、とにかく初期動作として動かせないと話にならない。
動かせて取扱説明書を見ても文字は小さいし、いちいち読んでページ捲りなんぞ
していると、チョッとした和英辞書並みの難しさ。
タッピング? ああ、PCで言うクリックみたいなもんやな? を
『ほら、タップダンスと言うのがありますやろ?』なんて言葉を交えて
さも知っていたかのように・・・
背後でお代官様が「くじびき屋、お主も相当の悪よのう 」 と言っている。
なんとかかんとか一生懸命メモを取る友人を横目に説明をして帰途に。
この時期で良かった~。 夏だったら冷や汗、脂汗ダラダラだったろう。
たぶん後にメモを見ながら悪戦苦闘して 「やっぱりワカラン!」と言っている
友人の姿が思い浮かぶ。
とにもかくにも
タブレット端末を触ったぞー という感動と
まだ何とかメカについて行けそうな自分に安堵した。
でも、まだ携帯は買い替えへん!