そう、2003年5月9日に内之浦宇宙空間観測所よりM-Vロケット5号機で打ち上げられ
約2年後の2005年夏にイトカワに接近、11月20日に着陸(1回目タッチダウン)
それから約5年半かけて帰還して大気圏に突入後燃え尽きた小惑星探査機の名前。
科学の知識に疎い一般人でも見れる映画でした。(あくまでも個人の感想)余談ですが
あるSNSサイト(非mixi)で『〇〇(映画タイトル)を観てきました』なんて日記を書いた。
「あらすじ」は公式サイトを見れば分かるし映画の内容はネタバレさせたくないので
当たり障りのない記事を書いたら
「映画館で観るほどでもないのでDVDで観ます」とコメントが入れられました。
どんなに映画通の方か?、お偉い方か?は知る由もありません。
でもねぇ、いくら映画音痴の素人の僕だと言っても、そりゃ失礼じゃ ネ?
ご自身で評価されるのは結構ですが、他人のブログにそんなコメント ブゥゥゥ!
その人の日記じゃ「その人が面白かった映画」もつまらなくさせる記事ばかり。
勘弁してくださいよ~。
まあそんなんで映画の内容は別にして・・・一応僕も理系人間でね、
と言っても専攻は化学。
化学にも 無機・有機・物理・応用・電気・生・分析 などなど種類がありまして
最初の2年ぐらいは押しなべて全部を学ぶわけですが、最終的に分析化学。
そのまま励んでいれば今流行の科捜研何て処で白衣かユニフォームでも着て
刑事顔負けの推理でもしていた かも知れないのにドッカで道を踏み外した?
ある程度のことは理解できるツモリなんですが
遥か30億Kmも離れた、太陽の向こうの空間でチッチャなロボットみたいな
探査機を操作するんですよ!
目の前にある煮豆一つ上手く箸で摘まめないというのに?
コッチでスイッチを入れて向こうに届くのが17分後、その結果が帰って来るのが
また17分後。
照明のスイッチを入れて蛍光灯が点灯する時間ですらイライラするのに30分以上も結果を待たなくてはならないなんて、どないな神経?
コンビニで買い物をして釣り銭の計算もあやふやだと言うのにでっせ!
推進に噴射させる燃料や電池の消費・軌道の修正まで全て計算できる。
なんぼコンピューターが計算はしてくれる世の中でもさ、
初期値や係数など細かいことは入力せんとアカンでしょ?
そんな計算をこの打ち上げからの7年はもちろん、打ち上げ以前の計画の
10数年からやってはった。
たぶんそんな中に居てたら、私生活では数字を見るのも嫌に なれへんねやろか?
学生時代は今最先端のナノテク(10のマイナス9乗)の1試験体あたりの
検知量がナノグラムとかピコグラムなんて普通やったけど現在の仕事は精々誤差数mmは許容範囲やん
ホンマ 技術者って凄いわー。
今度生まれ変わったら、こんな仕事してみたいなぁ。
えっ? ゴキブリに生まれ変わるのに そんなん無理やて?
そらそうやな。