2014年9月27日11時52分(日本時間)に発生したとされる、長野県と岐阜県の県境に
位置する御嶽山(標高3,067m)の噴火から一ヵ月が過ぎました。
大変お気の毒なことに発見されて死亡が確認された方たちを信州大の浅村英樹教授
(法医学)は、長野県警の依頼で40人の死体検案を統括されました。
半数以上が頭に噴石を受けた痕があり、約9割が即死とみられることが分かったそうです。
降り落ちてくる噴石から逃げまどいきれずに激突したのでしょうね。
即死でない数人は胃や気道の内視鏡検査で外傷によるショック死や気道熱傷死と判断
されたようです。
火傷の痛みと呼吸困難での窒息は想像に絶する苦しみと死の恐怖だったことでしょう。
死因が有毒ガスの人はいなかったそうです。
それだけに短時間のうちに亡くなられた方ばかりだったのかも知れません。
山小屋の軒下や岩陰で見つかった人も居たり、山小屋内で1人亡くなっていたが、外で
受傷した後に逃げ込んだとみられるといいます。
やっとのことで辿り着いたのに無念だったことでしょう。
一方で、山頂付近の山小屋は屋根を噴石に貫かれたが、これによる死者は確認されて
いません。
人間の生死なんて本当に紙一重なのだと実感しました。
デジブック 『ダリアの競演』がまとまりました。
鎮魂の願いとともにご覧いただければと思います。
(Android 搭載端末やタブレットでは自動では見れないようです。申し訳ありません。
下記のURLをクリックしてご覧ください。)
http://www.digibook.net/d/aa458b13805f0a21f96edd2416a52cc5/?viewerMode=fullWindow
この催しは2年前にも【天竺牡丹】というタイトルでアップしていました。
http://www.digibook.net/d/f394819bb0d90631e7cd5d060cac6dd3/?viewerMode=fullWindow
今回100枚しかアップできない制限があるので残った10枚をここに追加しておきます。