くじびき はずれ の 見た世界

シニア初級者というのに世間知らず。
少年のようなつぶらな瞳?
そろそろ大人の記事を書きたい毎日です。

長雨の物語

2015年04月14日 23時13分12秒 | ひとりごと

今日もよく降りましたね。

聞いた話なんですが、先日にそこそこ雨が降って冷えた日に趣味でやっている
畑の土起しに小型の耕運機を入れたら、何かが鳴いたような気がしてよく見て
みるとモグラの幼児が5匹ぐらい居たそうで、その一匹が怪我をしていたので
どうもそいつが痛くて泣いたようだったと言ってました。

それがね、その2~3日前にやっぱり畑に居たらカラスが急降下して来て驚いたら
足でモグラをグワッシッ!と掴んで飛び上がって行ったそうです。

これね、大和盆地は天理市の耕作地帯の話なんですけど、半分のどかで
半分は自然界の恐ろしい話ですよね。

たぶん幼児モグラ達の親モグラがカラスに捕獲されて孤児になってしまって
雨続きで土の中にいたたまれなくなった兄弟たちが出て来てしまったのでしょうね。
「まだ毛も十分生え切っていない幼児やってんで!」と聞いて、思わずホロリ 
涙無しでは聞けない物語でしたねぇ。

掴んでどこかにやってしまうことも気持ちが悪くてできなかったそうですが、翌日には姿も形も
無かったそうで
「たぶんあのカラスがまた飛んできて親の元に連れて行き一緒に旅立たせてやったのだろう。」と
ハッピーともつかない結末を想像したそうです。    いやぁー切ないですね~。

雨が長引かなかったら親モグラも無防備に出てこなかったかも知れません。
田舎ならではの物語でした。

 

そんな訳で昨日の続きの 名前が書かれてあったチューリップ画像です。