くじびき はずれ の 見た世界

シニア初級者というのに世間知らず。
少年のようなつぶらな瞳?
そろそろ大人の記事を書きたい毎日です。

はねず!?

2015年04月22日 23時52分48秒 | ちょっとおもろい

今日はお天気も良くて過ごしやすい1日でした。
珍しくいろいろと日記のネタになる事柄があったのですが、予定していた高野山参詣(19日)の
ラストを締めくくって高野山を離れたいので、そのまま続けます。 お付き合いください。

最後の参拝に訪れたのが総本山・金剛峯寺で、ひととおりのお参りを済ませて振り返ったらナント!
可愛い行列が整然と出来上がっていました。

幟(のぼり)には【 隋心院 はねず踊り 】と書かれてありました。
早速、高野山内の寺院マップを広げて調べてみました。
しかしどうもそんな名前の寺院がありません。
こんな時便利なのがスマホ。  ブラウザに入力して検索をタップしてみました。

どうも京都市・山科区の真言宗寺院で3月の末頃の日曜日に、この「はねず踊り」が奉納される
ように書いてありました。
薄紅色のことを古くは「はねず」というそうです。

隋心院の解説によると・・・

特に山科小野の真言宗善通寺派曼荼羅寺隨心院門跡の紅梅は古くからこの名で親しまれていた
のである。

昔、深草少将がこの地に住まっていた小野小町を慕うあまりに、百夜通いの悲願を込めて通い続け
たにもかかわらず九十九日目の大雪の夜についに代人を仕立てたのが運のつきで、少将にはもはや
小町の姿を求めることは出来なくなった。

 その後の小町は、毎年「はねず」の咲く頃を老いの身も忘れたように里の子供たちと楽しい日々を
過ごしたという。
また、少将が通い続けた日数を小町が榧(かや)の木の実で数えていたという伝説もあるが、今も隨
心院の周辺に数株の古木が繁っている。
はねず踊りは、この隨心院に伝わる小野小町の伝説を主題としたものであるが、童謡や民謡の性質
上、これがいつの頃から歌われ踊られたかを知る由もない。


ということでした。

   

可愛らしいお嬢さんが先頭に居たのでカメラを向けるとキッチリ目線をくれました。
「並んで写ってもいい?」 と聞くと 『はい、どうぞ (^.^)』 と言うことだったのでイイ記念に。

暫くすると金剛峯寺の本堂の中からお坊さんが出ていらして行進が始まりました。
どうもさっきまで居た壇上伽藍の方へ行くようで、逆戻りになるけれどついて行きました。

        

        

中門を潜って金堂前に進むとお坊さんたちは散華をまき散らしながら歩いて行かれます。
もちろん拾わせていただきました。

一行は金堂の中に入ってしまい、ご招待のお客様だけが中に入れるようでした。   
一般人は金堂の前のかなり低いところからしか見れません。  

                                

そこで随心院のはねず踊り 高野山・金堂バージョンを動画で。

 

その後は【りんかんバス】で中の橋駐車場まで戻り、マイカーで帰路に。
駐車場にはジモ(地元)キャラのこうやクンが居ました。

何人かがカメラを向けようとすると駐車場のガードマンが飛んできて
「駐車場内は撮影禁止です。」と。
そしたらご当地キャラなんぞ歩かしたらアカンやろ?  と突っ込んでしまいました。

帰りに高野山内のゴマ豆腐屋さんによって自分たちのお土産に森下商店のナマ・ゴマ豆腐を
角濱サンではダシ付の日持ちする普通のゴマ豆腐を買いました。

                             

ナマ・ゴマ豆腐は賞味期限が2日しかないのですぐに食べないといけません。
でもね、流石に本場の人気店。  とても風味よく美味しかったです。

 

今夜から明朝にかけては『こと座流星群』が極大を迎えます。
関東と近畿は雲が多めで、近畿では一部でにわか雨の可能性もあります。
ただ、所々で晴れ間がでますので、一度空を見渡してみるのも良さそうです。

私も東の空をチェックして、そろそろ休みます。