くじびき はずれ の 見た世界

シニア初級者というのに世間知らず。
少年のようなつぶらな瞳?
そろそろ大人の記事を書きたい毎日です。

高野山を訪ねて

2015年04月20日 23時40分59秒 | ひとりごと

高野山の一の橋から奥ノ院までは各塔頭ごとの墓所が並んで樹齢何百年もの杉木立で、古くからの
墓石は苔むしていて歴史を感じさせ、ヒンヤリとした空気が漂ってシーーーンとしていて夏でも霊験
あらたかな場所です。

各種団体や組合の慰霊塔や石碑が並んでいたり、ほとんどの大手企業は会社の名前を誇示する
ように慰霊碑や物故者の碑を設置してあります。

               

中には何?コレ? 言うようなのや句碑などもあり無縁墓となってしまったものを集めた
苔だらけになった無縁塚も在ります。

奥ノ院の手前、御廟橋から向こうは弘法大師様のおられる聖地と言うことで帽子などは厳禁、
撮影もしてはならない領域となっています。

               

左の写真がギリギリ許される位地からとなります。
真中は弥勒石。 建物(祠)の中の30cmぐらいのラグビーボール程度の石を触れると弥勒菩薩
の御利益があるという。
男は一生懸命に持ち上げようとしますが、触れるだけで十分なので女性も触ります。
右は梵字と同じ漢字が「水」「木」等書かれています。 

お地蔵さんもアチコチに在って赤い布が掛けかえられているものは綺麗です。

江戸時代には参勤交代と同じく外様藩に武器を揃える余力金を持たせないように、ここに大きな
墓を据えることを義務としたためにほとんどの大名の墓所があります。

                     

                 

昨日はここまででPCがバグッたので中止して21日朝に修正UPしました。

予定ではもう3枚の画像で締めくくるつもりでした。

            

金剛院さんの護摩祈祷所(多聞天)、刈萱堂、宿坊の一つ普賢院さんの門でした。
一応観光書などに掲載されているメジャーなところを押さえておくつもりで。

高野山には52の宿坊があり、宗派を問わずに宿泊することができます。(全寺院数は117軒)
般若湯やビールなどのアルコールもOKで、旅館の仲居さんの代わりに若い修行僧が配膳や
布団のお世話をしてくれます。

基本的にはお寺ですので朝6時ころのお勤め(読経やお説法)は宿泊者も参加するようになって
います。 (強制ではありませんが)

個人的には過去に2度ほどお世話になったことがあり、高野山音泉の湧く福智院さんと大きな
お風呂もある成福院さんでした。

タマに行って心沈めて1日暮らし、精進料理を頂くのも良いものですね。
明日は中心部の壇上伽藍辺りをUPの予定です。