くじびき はずれ の 見た世界

シニア初級者というのに世間知らず。
少年のようなつぶらな瞳?
そろそろ大人の記事を書きたい毎日です。

右肩下がり

2018年03月16日 23時55分26秒 | 映画

昨日より一気に7度も下がる最高気温14度。
それもなんとか午後1時に記録したものの後は下がり続ける一方で23時で3.8度です。
暑さで緩みが出ていた身体に食い込む寒さで疲労感がのしかかります。

頭も回らず写真のネタも無く心も懐までも寒さがしみこみます。
日曜日18日の彼岸の入りには19度まで復活するそうですが、その後は真冬に逆戻りだとか。
もう日記のマクラには不満タラタラが定着して、新たに来てくださった方にはすぐにスルーされそう
ですね。

なんとかひとつ見つけた写真が

地元の産直野菜の大根です。 グローブのような・・・へんてこりんな形でした。
ちょっと妖艶な感じもするのは僕の脳味噌が卑猥なのかもしれません。

 

へんてこりん で ネタが広がります。

最近の映画でTHE GREATEST SHOWMANという洋画を観た話題です。
映画を観られない方はどうぞスルーしてください。


実はこの映画、ジャンルで言うとミュージカル。どちらかと言うと苦手なジャンルでした。
去年、苦手克服のために観てみようとしたのがラ・ラ・ランドでした。
それが大失敗! アカデミー賞を何部門も受賞したとは考えられない拙い映画だったのです。
しいて良かった部分を上げるとしたら背景の景色だけ。 内容は最低でした。

今回もタマタマ空き時間に飛び込んだ時に上映時間だったから仕方なく入ったものでした。
しかし、ストーリー性もテーマもとても良かったと感動しました。

ニューヨークの下町の貧乏な仕立て屋の息子が幼いころに父についていった上流階級の家のお嬢さん
に恋をして、成長して迎えに行く。 「娘は惨めな生活に耐えられなくなってすぐに帰ってくる」と
上流紳士の父に宣言される。

貧しいながらも日々新鮮な生活ができることと可愛い娘二人との4人の暮らしを幸せに思っている、
上流の窮屈な生活が嫌だった妻に対して、上へ上へと欲望を広げる夫。

所有していた船が全て台風で沈没して倒産した会社を解雇され、詐欺まがいに銀行から融資を受けて
博物館を始め、そこから生きている者を見せるようになり、嘲笑されたことを逆手にサーカスとなる。

上り調子に稼いでいって豪邸まで手にして一見幸せを手にしたように見える。
しかし成金扱いされたり身分を蔑まれたり、サーカスのメンバーも外見上は小人や大男に、髭面で
デブっちょなど、あまり表に立ちたくない人々ばかり。
出張してオペラ歌手とヨーロッパ各地を興行している間にサーカスは放火され、オペラ歌手も
公演を放り出して違約金で全財産を失ってしまう。

そこからまたサーカスのメンバーに家族の一員として迎えられて立ち直っていくというような話。

やっぱり今現代でも身分の差・職業や貧富の差・肌の色や見た目の偏見などがテーマとなる映画が
ミュージカルという形でも上映・表現されるのだなぁと再確認させられました。

家族愛・夫婦愛・恋愛も話の裏でゆるやかに流れるテーマとされています。

実はこの話を別の映画ファンの友人に話したところ、IMAX 2D (上映方式)で観る方が
良いと教えられ、これまた2度目をIMAX 2D の映画館で観ました。

確かに迫力と画像の綺麗さ、音の素晴らしさで感動が4倍になりました。



単純人間

2018年03月15日 23時54分05秒 | ひとりごと

お天気が珍しいことに5日続きましたね。  で、暑かった。
連日20度を超える3月の日々が続くなんぞ、ひと月も前なら誰が想像できたでしょうね?

空気は透明度を失って目が開け続けていられないほどの浮遊微小粒子状物質。
初夏を思わせる汗の垂れるような陽気。
いやぁー、参りましたね。


昨日のコンサートの前に義母の見舞いに寄ったら、4人部屋の一人の処に身内の人が7人も集まって、
どうもその患者の方には子供が、配偶者も居なかったようで、その方の財産についてあーでもない
こーでもないと大きな声でやりとりしてるんだすよね、本人を差し置いて。
現実の世界にもこういうのあるんですね。


大阪駅からデイアモールを南下する途中にポインコ兄弟が居ました。(NTTドコモキャラクター)

      

案内係のオジサンに促されてキッチリとスリーショットです。
CMなら中条あやみチャンの立ち位置です。    馬鹿ですね~ミーハーですね~。

休憩で入ったお店(ナナズ・グリーン・ティー)で桜と餅の金箔ロールケーキってのが
今のおすすめで出ていたのに乗っかってしまいました。  お調子者ですね。

               

桜の花びら型の金箔に桜のムースの中に餅。   一気に頭の中身まで春でした。

それだけの話です。


音楽日和

2018年03月14日 23時58分34秒 | ちょっとお出かけ

JAF(日本自動車連盟)が会員のための音楽会【音楽日和】を始めたのが平成21年から。
今回は第一次募集の時を逃して、たまたま開いた席の二次募集の抽選に当選して今日がその日。

          

大阪・フェスティバルホールが2013年4月3日に新フェスティバルホール開業記念式典が行われて
前の階段の赤カーペットは踏みしめに行ったことはあるけれど、2代目フェスティバルホールとしては
初めて中に入る日となりました。

帰りの時間も考えて妻の実家に車を止めて北新地から堂島筋を南下して向かいました。

    

ウキウキしながら階段を昇り入ったところは2階席の前から3番目。

    

歌手のコンサートや芝居なら残念な場所だけどフィルハーモニーオーケストラの演奏を聴くには
全く問題ない席で、指揮者や各演奏者の細かい動きまで全て見えるところ。
一階席では見えない部分が見えていい席だと思いました。

演奏は大阪フィルハーモニー交響楽団で曲はチャイコフスキー三昧。(冒頭のプログラム画像参照)
通常なら6000円する席がなんと半額で、びっしり2時間。
いやあー、素晴らしい演奏でした。
おまけにアンコールがパブロ・カザルスの「鳥の歌」とエルガーの「威風堂々」第一番。

ドップリ浸かってきました。  今でも耳に余韻が響いています。







春に三日の

2018年03月13日 23時22分21秒 | 宇宙

春に三日の晴れは無し
春は日本列島の上空を流れている偏西風が強いため、高気圧や低気圧の移動速度が速く、高気圧に
何日も覆われることはあまりありません。 このため、春の晴天は3日と続かず、天気変化が早いのが
特徴で「
春に3日の晴れなし」と昔から言われます。

その今日が三日目でしたが、めっちゃエエ天気でした。

空はこの上なく晴れ渡っていましたが、薄いベールを被っているようでした。

花粉について北海道以外、特に関東以西はもうMAXになって久しく、PM2.5についても

すっぽりと覆われていますよね。

今日は会う人会う人みなさん酷かったと嘆いておられました。
まだ黄砂が来ていないのだけが救いです。
粉っぽくって喉がいがらっぽくってガラガラでした。

そんな中で今日は電気温水器の取替をやっていたら、どこからか赤い小虫が飛んできました。

3月6日火曜日から二十四気の一つ 啓蟄 に入りましたね。
ホントいきなり春になって虫達が蠢き出しました。
 

ちょっと構ってやっていたら、疲れたのか暫く止まったままになっていました。
 
 
 
 
 
 
 
 
 




頑張れ 春 II

2018年03月12日 23時51分38秒 | 季節の話

先週からスギ花粉のピークが続いていて、もう息が苦しい状況です。
ただお天気は安定していて、この晴れは僕のお陰だぞぉーっと叫びたい気分です。
日較差は16℃(-2℃~14℃)と昨日より1℃プラスでした。

先週に頼まれていた網戸の張替え(9枚)も終えて納品に行ったら、先週は感じなかった香りが
ふわぁーん!としてきたと思ったらすぐそばに咲いていました。

一気にすごい香りが来ます。 花粉でやられていてもガツンと香りました。

倉庫に戻ると隣の貸農園のハズレに桜の開花を見ました。


どうもこの2日で一気に開花したようでした。

足元には

先週には気付かなかった”ふきのとう”が開いちゃってて、別の処でも

 コイツ等もう ・・・ 食用には遅いですよねぇ。  うーんガックリ。

 

 

 

 

 

 


頑張れ 春

2018年03月11日 22時23分19秒 | ひとりごと

今日も午前中は正規の日付で陶芸でした。
日較差15℃(-2℃~13℃)は温かい気もするし薄ら寒く感じる時もありました。

桜の開花は立春からの日較差の積み重ねだと聞いたこともあります。
それが600だったか? 忘れました。

もっと精度の高い発表だと

という論文の中で

という公式がありました。

情緒がないと言われるかも知れませんが、これが数学・科学なんですよね。

 

色気のない話をしたので、”すーサン”も九州旅行中ということもあり甘党の話題を少々。

ここ最近の「おやつタイム事情」を列挙します。

きっと”すーサン”も旅行中で美味しいものを食べておられることだろうと、午後の義母の見舞いが
遅くなったこともあり、ウチも下級庶民なりのプチ贅沢を頂きました。

はい、それだけの話題です。

 

 




1か月あいて

2018年03月10日 23時29分51秒 | 土いじり

日中は昨日よりも4度低い11度まで、今夜から明日にかけてはまた氷点下の真冬並みに逆戻り。

2月の陶芸サークルは学習成果発表会があったので1回しかなくてその分の振り替えが今日に。
午後に行って来ました。

そのオヤツが


今期は第2日曜の午前中と第4日曜の午後がサークル日なので、続けて明日の午前中もあります。
なので上の画像以外にも電動ロクロで茶碗・どんぶり・湯呑を各2個ずつ仕込んできました。
明日は中仕上げの削りができます。

次男達の結婚がいつになるのか? まだ具体的な話も相談もないので、今のうちに作っておきたいと
目論んでおります。
ただ受け取ってもらえるかどうかは定かではありません。

かりんとう饅頭が久しぶりでカリッとしていて美味しかったです。明日はオヤツはありません。

 

で、カリッとの食感が脳裏についてしまって仕方がないので、オヤツではなくておかずの一品として
たこ焼き風餃子を作りました。

鶏ミンチとみじんに刻んだネギ、ハクサイとキャベツも高いので4枚ずつをミジンギリにして、
片栗粉と小麦粉を軽く振って練りこんで、たこ焼きのタコの代わりに細切れに切ったスナズリを
芯にして餃子の皮で巾着風に包みました。

タコ焼き機でクリクリ回しながら焦げ目をつけて

餃子のようにラー油+酢醤油で食べました。
下味に塩コショウと、おろしショウガ+おろしにんにくを香りづけに投入とていたので、そのまま
でも食べられたのですが、やっぱり日本人なんですかね?

皮が揚げ餃子と焼き餃子の中間のパリパリ感で満足でした。

48個作って半分をペロッと食べてしまい、残りは冷まして冷凍しました。
また気分で食べることにします。

 

 

 


ちょっと贅沢

2018年03月09日 23時38分30秒 | 下町グルメ

荒れると聞いていたので身構えていたけれど、風は強かったものの先日の春一番ほどでもなくて
ドッと降るかと思っていたのが霧雨か小雨がパラパラ。 
拍子抜けはしましたが    寒かった。

 

去年の11月の中ごろに何の番組だったかテレビの情報番組で、奈良・斑鳩の里・法隆寺の近くの
カフェレストランが紹介されていました。

幕末・維新期の尊攘運動家、明治期の司法官である北畠治房(きたばたけ はるふさ)が晩年隠棲
していた屋敷で、法隆寺宮大工棟梁で有名な西岡常一の祖父である西岡常吉が棟梁を務めたという
母屋がありまして

そこへは入れないのだけれどその前の「淀城」の門を移築したといわれている門が一番上の写真。
それが長屋門(自分の屋敷の周囲に、家臣などのための長屋を建て住まわせていたうちのひとつ
を店舗にしている、ちょっと風変わりな和カフェ。

行ってみました。

斑鳩名物 竜田揚げランチと言うのを注文してみました。
斑鳩名物竜田揚げと言うのはここに秋の紅葉が有名な龍田川と言う川が流れ、その赤い景色から
「竜田揚げ」という名の唐揚げができたという語源からです。
三輪そうめん(吉野産の原木しいたけ入)や小鉢が2つ付いて右上はデザート。

とてもゆったりとした時が流れました。

 

 

 

 

 

布穀薗


本来の目的

2018年03月08日 23時42分30秒 | ひとりごと

昨日で和歌山を終えるはずだったのに肝心なことを忘れていたことに気づきました。

梅は「行ったことがない南部の梅林に行ってみたい」という希望からと、少しでもスギ花粉から
逃げ出し海辺の方に行きたかったから。
紀三井寺と粉河寺は西国三十三観音霊場巡礼の御朱印を頂きたかったから。

それが忘れていたこと。

 

これだったんですよね~。  はぁー、すっきりしました。

そうそう! それで思い出したのがJR。  車で行ったのにJRです。

JR大和路線の王寺駅からJR高田を経由して和歌山までの路線が和歌山線(T:ピンクの破線)
JR高田から桜井駅・天理駅を通って奈良までの路線が万葉まほろば(桜井)線(U:茶色の破線)
です。

主に和歌山線を走っている列車が旧国鉄 117系でこんな車両。

主に万葉まほろば線(桜井線)走っている列車が旧国鉄105 系でこんな車両。

どちらも無人駅が多くあり、朝夕の通勤通学時以外は運転手一人のワンマンカー運用が多いのです。
無人駅では各地の乗り合いバスの運転士さんの横ににあるような【運賃箱】に乗車料金を入れるか
定期券、回数券を提示するかICカードをかざします。

2019年春から順次新型車両「227系」を投入し、2020年春に全車両置き換え完了予定となっているそうです。

「227系」は広島エリアで導入が進んでいる車両形式で、近畿エリアでは初めての導入となります。
主に切符がICカードへと移行が進んでいるのと、観光客が乗降しやすいようにということだと
思います。

新型車両に全車置き換え完了後は「車載型IC改札機」を導入する予定となっているようでした。

とにかく耕作地帯をガタゴト各駅停車で走る田舎の匂いがする列車が、すっきりとした新しい車両で
軽快に走るのを見るのが楽しみです。
まあ、乗る方は年に一回乗るかどうかの路線なんですけどね。





和歌山こぼれ話

2018年03月07日 23時58分49秒 | ちょっとお出かけ

雲が多めながらなんとか陽光を感じられる一日で、0℃~13℃と平年並みだということでした。
明日からはまた午後に向かって雨で、週末に向けてまた大荒れになるのだとか。

3日(土)に行った和歌山をずっと引っ張ってきて5日目。
そろそろこの辺りが潮時でしょうかね? 
残っていた画像の紹介と共に終えたいと思います。

先ずは南部の梅林。
関西ですねぇ、何故かはわからないけれど阪神タイガースのユニフォームを着た人形がポツン。
それと梅の木のすぐ後ろにレモン? 柑橘系の実が成っている木がありまして何か不思議でした。

梅林遊歩道端での露店で野菜を売っていたのですが、スーパーで300円/玉は下らない新キャベツが
150円~200円、大根も小さめながら100円~150円と嬉しい価格、ブロッコリーも安くて
ついつい買ってきました。

その他にも地酒の試飲販売とか名物だという”芋モチ”なんかも売ってました。

ついつい の中にはこのフキノトウも入りまして、帰ってすぐに天ぷらにしてもらって食べました。
地元の小学校の児童の描いた梅の絵も展示されていて、梅林に彩を増していました。

写生なんてもう何年もやってないので懐かしい気がしました。

 

紀三井寺では木造の立像では日本最大だという千手十一面観音像の公開がされていて

フラッシュ・ストロボを使わなかったら撮影OKということで撮らせていただきました。

観音様の合掌されておられる手から糸が伸びて手前の金剛杵(こんごうしょ)と繋がっていて
「触れながら拝ませていただくと良いですよ」と係のおばさんが教えてくれたので、それは素直に
実行させていただきました。

 

うーん、ご利益があると良いのですが。

 

 

 


西国三十三所創草1300年

2018年03月06日 23時59分21秒 | ちょっとお出かけ

取り敢えず二桁の12度という、晴れていても昨日よりも7度も低い寒い1日となりました。
明日もほぼ同じような、それでいて下り坂の1日となりそうです。

 

日本最古の巡礼といわれる「西国三十三所観音巡礼」を最初に始めたのは、奈良時代の長谷寺の
住職、徳道上人。 長谷寺の門前町にある「法起院」というお寺は、徳道上人の御廟所となって
いて、西国
三十三所観音巡礼の番外札所に指定されています。

何度かの変遷を経て、今ではそれからおよそ270年後、西国三十三所観音巡礼を有名にしたの
が、平安時代中期の 
花山 ( かざん ) 法皇で中興の祖であると語り継がれています。
2008年に花山天皇没後1000年という記念の巡礼がありました。

さて昨日の2番札所・紀三井寺の次は3番、和歌山県紀の川市粉河にある天台系の寺院粉河寺(こかわ
でら)です。

JR粉河駅から門前の商店街を進むと大門が聳えます。 仁王は

睨みを利かせていますね。

この地図の左下が大門。 それから川に沿って右へ折れ、桜並木の石畳を数々のお堂を左手に
進んでいきます。

ここにも仏足石がありました。

御手洗で清めます。 溢れ水は井戸水で真ん中は飲料にも可能な水道水と配慮されています。

ここは平坦な境内で梅林と紀三井寺の石段で変になっている足には優しいお寺でした。

中門からは空気が少し違うと思ったら、大門の仁王とは違って天保三年(一八三二)の建立で四天王
が祀られていました。

ここを潜ると牧水や芭蕉の句碑なんかもあって、なんとなく格式を感じるようになっていました。

丈六堂

そして他に類例を見ない特異な形態で、一重屋根の礼堂と二重屋根の正堂とが結合した構成を持つ
複合仏堂の
本堂です。

やはり同じルートでセットで参られる巡礼者が多かったのか、先ほど紀三井寺で見かけた人々が
かなりいらっしゃいました。






三井より清水がこんこんと湧き出す寺

2018年03月05日 23時58分32秒 | ちょっとお出かけ

午後はマジで大荒れになり時々雷が落ちました。 まあ家も車も揺さぶるような嵐でした。
気温は6℃/19℃と温かめで湿度も1日中60%以上あったので花粉もマシで鼻は落ち着いていました。

画像が残っているので和歌山の話題を続けます。

南部の梅林をお昼前に出て和歌山県の海岸沿いを走っている国道42号線を走り、なんとか海鮮料理を
食べれるところがないだろうかと海無し県民は目を皿のようにしましたが、御坊市の中心部まで行って
も残念ながら見当たりませんでした。
結局はショッピングセンター併設の豚カツ屋さんで手を打つことに。
行き当たりばったりではなかなか難しいですね。

ここまで来たのなら西国三十三か所霊場巡礼の御朱印を頂いて帰ろうということに。
納経帳は1番の那智山青岸渡寺でもう何年も前に手に入れていましたけれど、まだいつでも行けると
何箇所かの御朱印を頂いて風化しかけていました。

順番通り参らないといけないわけでもなくて2番が紀三井寺。
ずぅーっと昔、学生だった頃に行った記憶はあるのですが、はてさてどんなところだったか?

正式には紀三井山金剛宝寺護国院というように小高い山の上にありました。

国指定重要文化財の楼門です。 右側通行となっていてそこまで上がって拝観料金を払います。
今時珍しい200円でした。

さてさてここからが大変です。 
踏面が20cm無い奥行きの狭い石の階段を二百三十一段昇らなくてはなりません。

梅林を歩き回った後だったので気分が怯みましたが、ここまで来たら仕方ありません。
階段の途中に面白い表示がありました。

その表示の処は踊り場になっていて両側にお堂の建物があって愛染明王や大日如来、聖天さんなどが
安置されています。

上まで休み休み上がって見下ろすとこんな感じです。

意外と急なのが分かってもらえますでしょうか?

上がり切ったところにも勿論、観音様や御大師様、多宝塔などいろいろと広い境内になっていました。

本堂ではお遍路さんの般若心経の読経が絶えません。

低音の良く響く声の方がずっと教を詠んでおられました。
ここは早咲きの桜として有名で、新聞や鉄道の駅などで張り出されている桜の開花情報(気象台発表)の「紀三井寺」の標準木が本堂の真ん前にありました。

高台に建つ寺ですから眺めはお城の天守閣のようでした。

 

お寺の名前の由来は、三つの井戸「吉祥水(きっしょうすい)」「楊柳水(ようりゅうすい)」「清浄水(しょうじょうすい)」から来ています。 

また続けます。

 

 

 


2018年03月04日 23時23分58秒 | ちょっとお出かけ

笑っているしか無いというか、えっ?この冬って寒かったっけ? とまでボケさせる陽気。
3月の頭でこんなに暖かかったらあきません よね? 23度ですか?
んでまたいきなり明日は雨と共に冷えるとか?  体調、大丈夫ですかね?

 

さてさて昨日の日記で出掛けたルートはざっと説明しましたので、ルート通りに進むことにします。
先ずは2時間弱走った南部ICの直前、阪和自動車道の下り線最後のサービスエリアの印南(いな
み)SAで一旦休憩。

それが普通のサービスエリアと少し違ってトイレのパブリックスペース以外はこの観光物産センター
がポツリとあるだけでした。

紀西の御坊(ごほう)から田辺・白浜・椿辺りは浜辺・温泉・海鮮と並んでこういう練り製品が名物
として有名ですね。 特に白浜の「なんば焼」なんてお土産の定番で、時々いただきます。

それにこの辺りは南高梅の特産地。

  

一粒300円~の梅干しが堂々と並んでいるのが素晴らしいです。
ま、眺めて、ため息ついて、ムリ・無理・むりと首を横に振って後にしたのですけどね。

空はこの時期にしてこんなだたっけ? と思うような

箒(ほうき)目のような雲が青空に浮かんでいました。
そこからすぐに南部へ。

奈良県奈良市月ヶ瀬尾山の月ヶ瀬梅林もそうですが、とにかく山に囲まれたすり鉢状の斜面に
林立しているので、ただならぬ傾斜です。

満開のピークは先週だったようで、散らないまでもやっとくっついている花弁もあり、それでもまだ
蕾のまんまのものもあり、もう少しの間楽しめそうでした。

足元にスイセンや菜の花が咲いている場所も

スマホで可能な限りの近接で撮ると

ただ月ヶ瀬の梅林と比べると花のひとつひとつが小さく感じました。
例えがどうか分かりませんがここの梅花は50円玉ぐらいで、他の処は100円玉から500円硬貨
ぐらいの大きさの差があるように思いました。

 

遊歩道のあらゆるところに万葉集の梅にまつわる歌碑が建てられているのも、なかなか風情があると
感じられました。

 

 

 

 

 

 


たのもし乃みや

2018年03月03日 23時58分07秒 | ちょっとお出かけ

やっぱり予報通り、朝は放射冷却で-3度、最高は16度となりました。

昨夜から「休みならどこかへ連れて行って」とリクエストがあり。何処へ行こうか思い浮かばずに
朝を迎え、久しぶりに京都の御廟に参りに行って『三十三間堂の春桃会(しゅんとうえ)』か
『市比賣(いちひめ)神社 ひいな祭』か『下鴨神社 流しびな』でも見に行くかと考えていたら
「みなべ(南部町)の梅林に行ったことがない」と言うのでそこに決定!

京奈和自動車道が繋がったおかげで和歌山市まで73Km約1時間、そこから南部ICまで阪和道
(途中・湯浅御坊道路連絡)で梅林までもう1時間。
昔、国道24号線で和歌山市まで2時間はかかっていたのだからはやくなったものです。

京都へ行っても阪神高速8号京都線の鴨川西ICまでほぼ1時間、御廟は清水(きよみず)五条だ
けど市内の渋滞を考えると1時間半ぐらいだからそんなに変わらない。

とにかく南高梅で知られた南部の梅林を観てきました。

でね、その話はちょっと先延ばしして、せっかく和歌山まで行ったのだから西国三十三か所霊場巡礼
の2番が紀三井寺(きみいでら)で3番が粉河寺(こかわでら)にも寄って御朱印を頂いて帰ろうと
いうことなにり、これもクリアしました。

が、それもブログネタとして賞味期限がもう少し大丈夫だと思うので、消費期限が今日までの話題を
先に挙げておこうと思いました。

それが和歌山県紀の川市粉河の粉河寺の参道に在る粉河産土’神社こかわうぶすなじんじゃ)。
「土」の字には右上に「`」を付けるのが正式表記らしくてニックネームみたいなものを
たのもしの宮」と言うそうです。

JR和歌山線(JR高田⇔和歌山市)の粉河寺駅の駅前から粉河寺までの参道「とんまか通り」の
商店や個人宅に雛人形を飾る「
粉河とんまか雛通り」が2月下旬からやっていて、今日3月3日は
午前中はこの「たのもしの宮」で【雛祭】があって、午後3時からは粉河寺で【雛流し】が開催
されていたようでした。 私達の到着は行事が終わった午後4時でした。

祭殿にまずは参拝ですよね。

で、社務所の玄関を解放されていて明治から現在の平成までの雛飾りが5点飾られていました。

これが明治時代のもの。

そして大正時代の物

次に昭和の初期があって、よく似た物の昭和の後半のものがあって

平成の雛飾りでした。

午前中は幼児の女の子とかが200人以上も集まったとか神主さんが言われていました。
それに有名なバルーンアートのプロが来てくれて、とても盛り上がったそうでした。

その名残が

おみくじやお守り札の授与所に飾られてありました。
人気者の孔雀も居て、今日は何度も羽を広げて見せてくれていたそうです。
残念ながら夕方には心なしか疲れた表情で「ピーちゃん」と呼びかけるとこちらを見てくれました。

 

これは明日にはもう上げられないネタなので順序が逆ですが、取り上げました。

 

 

 

 


 


ハナモゲラ

2018年03月02日 23時29分47秒 | 季節の話

いっそのこと鼻水で詰まってしまった方が諦めも付くかも知れないとイジイジイジイジするほど
鼻の穴が痒い。
団子っ鼻のなのに先の方から奥の方まで、ずずずぃーっとムズムズもぞもぞしています。
今日はきついです。

明日は桃の節句、雛祭ですね。
妻の手作りも去年にはほとんど孫娘のところに行ってしまって、今年は新築マンションに移ったので
ちゃんとしたものを買って送ってやろうかとも思ったけれど、関西では嫁さんの実家から贈るのが
慣習になっているので、ヘタに贈って向こうの立場をなくしても・・・なんて考えているうちにもう
明日になってしまっていて、親バカ・ジシババ馬鹿ですね。

よく考えてみれば「最近はお雛様を飾らない家庭が増えた」なんてニュースでもやっている時代。
飾る場所の問題だけではなく・・・なんですってね。
もっともウチは男児ばっかりでしたから無縁のものでした。

それでも殺風景なので今年も妻がちっちゃい手作りを飾っていました。

桃や雪洞は去年に買った雛ケーキについていた飾り物です。

それだけではかわいそうだと僕は食い意地も満足させるように内裏饅頭と雛あられ。

賞味期限は8日までだけど、たぶん明日には中身が無くなっている  かな?