午後はマジで大荒れになり時々雷が落ちました。 まあ家も車も揺さぶるような嵐でした。
気温は6℃/19℃と温かめで湿度も1日中60%以上あったので花粉もマシで鼻は落ち着いていました。
画像が残っているので和歌山の話題を続けます。
南部の梅林をお昼前に出て和歌山県の海岸沿いを走っている国道42号線を走り、なんとか海鮮料理を
食べれるところがないだろうかと海無し県民は目を皿のようにしましたが、御坊市の中心部まで行って
も残念ながら見当たりませんでした。
結局はショッピングセンター併設の豚カツ屋さんで手を打つことに。
行き当たりばったりではなかなか難しいですね。
ここまで来たのなら西国三十三か所霊場巡礼の御朱印を頂いて帰ろうということに。
納経帳は1番の那智山青岸渡寺でもう何年も前に手に入れていましたけれど、まだいつでも行けると
何箇所かの御朱印を頂いて風化しかけていました。
順番通り参らないといけないわけでもなくて2番が紀三井寺。
ずぅーっと昔、学生だった頃に行った記憶はあるのですが、はてさてどんなところだったか?
正式には紀三井山金剛宝寺護国院というように小高い山の上にありました。
国指定重要文化財の楼門です。 右側通行となっていてそこまで上がって拝観料金を払います。
今時珍しい200円でした。
さてさてここからが大変です。
踏面が20cm無い奥行きの狭い石の階段を二百三十一段昇らなくてはなりません。
梅林を歩き回った後だったので気分が怯みましたが、ここまで来たら仕方ありません。
階段の途中に面白い表示がありました。
その表示の処は踊り場になっていて両側にお堂の建物があって愛染明王や大日如来、聖天さんなどが
安置されています。
上まで休み休み上がって見下ろすとこんな感じです。
意外と急なのが分かってもらえますでしょうか?
上がり切ったところにも勿論、観音様や御大師様、多宝塔などいろいろと広い境内になっていました。
本堂ではお遍路さんの般若心経の読経が絶えません。
低音の良く響く声の方がずっと教を詠んでおられました。
ここは早咲きの桜として有名で、新聞や鉄道の駅などで張り出されている桜の開花情報(気象台発表)の「紀三井寺」の標準木が本堂の真ん前にありました。
高台に建つ寺ですから眺めはお城の天守閣のようでした。
お寺の名前の由来は、三つの井戸「吉祥水(きっしょうすい)」「楊柳水(ようりゅうすい)」「清浄水(しょうじょうすい)」から来ています。
また続けます。