こんにちは「中川ひろじ」です。

みんなのお困りごとが私のしごと

第309回月曜の声

2009-11-15 16:36:02 | 政策・訴え・声
=ワンストップ・サービスディ=
新しい政権がスタートして、2ヶ月がたとうとしている。補正予算の執行停止、生活保護世帯の母子加算の復活、次年度予算の事業仕分けなど、目新しい取組みが進められ、政権が変わったという印象が今のところ強い。▼一方で、普天間基地の移設問題や子ども手当ての創設、高速道路の無料化など国民世論からは問題点を指摘されていることも多い。▼忘れてならないのは、先の衆議院選挙において、自民公明政権を否定した背景には、構造改革路線によって、市場競争万能とばかりに、雇用と暮らしがズタズタにされたことへの国民の怒りがあったことである。▼昨年末、日比谷公園に「年越し派遣村」がつくられた。世界同時不況の中で、モノ同様に使い捨てられた非正規労働者が、仕事も無く住むところも奪われ、路頭に迷うこととなった。▼現在、雇用調整助成金の活用などで雇用が維持されている企業内失業者が600万人を越えていると経済財政白書が明らかにしている。加えて、失業保険が切れた労働者が冬の寒空に投げ出される可能性も指摘されている。▼社民党が緊急雇用対策として提起してきた、ハローワークにおけるワンストップ・サービスが実験的に十一月三十日に行われることになった。職業紹介だけではなく、生活・健康相談、住宅斡旋、小口資金貸付などがたらい回しされることなく、一ヶ所で相談できる取組みである。自分の自治体に失業者を呼び込みたくないなどと言わず、社会全体で雇用確保に向けた取組みを期待したい。

緊急雇用対策本部ワンストップ・サービスディの実施

求職中の貧困・困窮者に対する支援体制の強化について

社民党チラシ
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする