今から46年前の1963年5月23日、突然身に覚えのない殺害事件で逮捕。
警察の執拗な尋問、「犯人はお兄さんだから、お兄さんを逮捕すれば一家が困るだろう」「10年で出してやる」・・・嘘の誘導に
「兄が逮捕されれば困る」「10年で出られるなら」と、警察に言うなりに自白。
第1審でも、警察の言葉を信じ、裁判所を信じ、自白を認めたが、判決はまさかの「死刑」。
「これは話が違うじゃないか」と、2審は一転無実を訴えるも、無期懲役に。
最高裁は、石川さんの控訴を棄却、32年間の獄中生活へ。
これまで2度にわたる再審請求も棄却。現在、3回目の再審開始を求めている。
11月19日、石川一雄さんと会う。現在70歳。
「無罪を勝ち取って自由な人生を歩いていきたい」と訴える。