こんにちは「中川ひろじ」です。

みんなのお困りごとが私のしごと

ETV特集「ルポ原発作業員」

2012-08-20 09:38:47 | 脱原発・危機管理
昨夜NHK教育テレビの特集で福島第一原発で働く作業員の実態が報道されることをtwitterで知り、あわててテレビを見た。この特集に関連して多くの人がtwitterで#ETVで感想等がつぶやかれた。いくつか紹介したい。

#etv 多重下請け問題って、東電がすでに国有化されている現状では国の問題だろう。国が多重下請けを認めているってこと。
作業員の6割が、地元福島の人達。。。。。。原発事故で家も仕事も失ったり、家族ばらばらになったりして、その上、原発で働くしかなくなってる・・・・ #ETV
福島第一原発で事故処理を行うのは、東電から発注を受けた下請け作業員。620社、1日3,000人が携わる。 #genpatsu #etv
【中川】福島第一原発廃炉に向けての作業は、東電が元請けのゼネコンに出し、ゼネコンが地元建設会社などへ下請けに出す。さらに孫請けと6次、7次下請けになる。この下請けで働く労働者の多くが津波や地震で仕事を失った福島県民。線量計をもtながら働き被ばく量が100msvに達すれば原発では仕事ができなくなる。命を削りながら、しかも使い捨て。

#ETV 特集。危険手当を受け取る際、将来障害が出ても異議申立てをしないという誓約書にサインをさせられた。「いろいろあると思うけど、私はそういう会社だった」「仕事をもらってるから、東電守らなきゃみたいなのが、暗黙のうちにあるのかな」実際は、同意書があっても労災申請可能。
被ばく量に応じて、手当の額が決まるとは・・ というか危険手当の代償に、全ての請求権を放棄しますって書類にサインしろって、むちゃくちゃだろうに・・ #etv
#ETV 特集。1999年秋、ある男性はひどい疲れを訴え、仕事に出られなくなった。急性白血病と診断。その1か月後に亡くなった。12年間で74mSv被曝。遺族から相談を受けた石丸さん、東電に問い合わせ。しかし被曝量は法令限度以下であり、東電に責任はないとの回答。
#ETV 特集。いま石丸さんが気がかりなのは、福島原発で働く作業員たちの健康。1年5mSvに到達したのは9800人を超えている。地元出身の40代男性。去年12月から第一原発で3ヶ月間働いた。男性の放射線管理手帳。会社に預けられ、辞める時に合計線量を記入して返却。
【中川】「将来障害が出ても異議申し立てをしない」という誓約書にサインをさせることって法的にありなのか。国は原発で1年以上作業して、5msvに達していれば労災認定をする。

ホールボディカウンタ。値の高い人だけが精密検査。1315cpm(0.03mSv)これは記録に残らない。2mSv以下は0として放射線管理手帳に記入されない。東電「内部被曝はWBCで測るが元々人間はカリウムを持ってる。2mSv未満の範囲は記録レベル以下と記入される。 #ETV
#ETV スクリーニング待ちの待機時間、炎天下・全面マスク・長時間、過酷すぎ・・ ここを改善しないと、何もならないよ・・ 川内村の釣り風景。清流、ヤマメ、きれいでのどかな風景だ
【中川】ホールボディカウンター、精度が悪すぎる。南相馬市立総合病院にあるものを使えば、1,2分でかなりの精度で核種もわかる。そのくらいの機械を入れろよ。

みんなで分け合う。言葉は悪いけど被曝を分け合う。それで40万の給料。。40万。廃炉に40年で作業員は今後5年で4万人。足りるわけがない。足りない。。#etv
【中川】現実的に被ばくし続けている労働者群。これが原発の実態だ。

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