こんにちは「中川ひろじ」です。

みんなのお困りごとが私のしごと

男女共同参画推進県民大会

2013-11-09 22:55:54 | 活動日誌
 
今年度から新たに男女共同参画社会づくり功労知事表彰が行われ、中村益子さん、福島昭子さん、米澤美津子さんが表彰された。また子育て支援企業知事表彰としてキッセイコムテック株式会社と長野県労働金庫が表彰されました。次に長野県男女共同参画推進県民会議表彰は、昨年の技能五輪で活躍した岩月亜弥さん、鈴木幸さん、永塚未貴さん、杜氏の千野麻里子さんら4人が表彰されました。
 
記念講演は公益財団法人21世紀職業財団会長の岩田喜美枝さん。女性の置かれている現状では、日本と韓国だけがいわゆるM字カーブで子育て期間に就労者が減る。その結果同様に管理職に占める女性の割合も諸外国と比較して三分の一の10%、取締役に占める女性の比率はワースト5。
日本企業の持続的発展のためには、さまざまな違いを尊重して受け入れ、「違い」を積極的に活かすことにより、変化しつづけるビジネス環境や多様化する顧客ニーズに最も効果的に対応し、企業の優位性を創り上げるダイバーシティの推進が必要であり、人材を完全活用するとともに人材の多様性を企業の力とすることが求められている。多様性とは①市場の理解、②変化リスクへの対応、③新たな価値創造の決めて。
女性の活躍が経営にプラスの影響を与えている。そのため、①仕事と家庭責任の両立支援策の質を転換し、これまでの育児介護支援から仕事支援に変える。②ワークライフバランスが個人の多様性を育て企業に活力を与える。そのためには家庭地域社会で多様な価値観に触れることができるよう残業ゼロ、休日の活用をすすめる。また時間当たり成果で評価する制度に変える。③ポジティブアクション

・・・などが提起されました。男女平等から男女共同参画へ、そしてダイバーシティ・マネジメント-人材の多様性を企業の力にしていく時代へ・・・というお話であったが、多様性が企業の力となることが実感できないと、時間当たり成果で評価する仕組みは単なる労働密度の強化につながってしまう危険性をもっていることにも注意が必要かと。

コメント
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