こんにちは「中川ひろじ」です。

みんなのお困りごとが私のしごと

全国自治体議員夏季研修会その2

2014-08-20 23:20:08 | 脱原発・危機管理
 
講義は福島みずほ参議院議員より「子ども被災者支援法の現状と課題」、鈴木俊之さんから「フクシマの現状と課題」についてお聞きする。また最終日に「災害被災時の自治体議員の役割」について、気仙沼市、宮古市、久慈市の議員よりそれぞれお聞きする。

 
現地調査から戻り、4つの分散開にわかれ、さらに原発事故の影響について議論を深める。私は「放射能による健康への影響」の分散会に参加。振津かつみ医師のお話を聞く。

 
19日朝の福島民友と福島民報に除染に使っているフレコンバッグについての記事が目にとまる。
福島第一原発事故に伴う除染で出た汚染廃棄物を保管する「フレコンバッグ」(除染袋)などが各地の仮置き場で劣化して破れ、中身が漏えいするケースが相次いでいると報じた。関係者によると、規格品のフレコンバッグや土のう袋はいち1万~3万円と高価なため敬遠する業者も多い。見た目がよく似ていて数百~2千円程度の安価な規格外品で代用するケースが少なくないという。環境省等によると、今年3月末時点で仮置き場などに保管されているのは1500万トン以上に上っている。しかし、環境省とともに規格を作った業界団体「日本フレシキブルコンテナ工業会」によると、昨年末までに販売した除染袋(1~2トン用)は約99万7千袋で最大200万トン分にもならない。
さらに、中間貯蔵施設建設の難しさから除染袋の耐用年数3年を越える問題や、仮置き場の不足などから5段以上に積まれているが企画では4段以上積むと下段の袋の耐久性に問題が出ると指摘されている。
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全国自治体議員夏季研修会in福島

2014-08-20 22:27:11 | 脱原発・危機管理
お盆明けの8月18日から20日までの3日間「全国自治体議員研修会」に参加しました。福島へは昨年の10月、11月以来となりますが、今回は福島第一原発立地自治体である大熊町や双葉町に入ることができるそうで、もっとも放射能に汚染された地域が今どうなっているのか直接確かめることになりました。
朝、福島市内を出発m道の駅川俣で休憩(0.109μsv)、288号線都路大橋付近両脇20mは除染してあるとのこと(0.193)、大熊町に入る除染はされていない(0.270)、福島第一原発が見える特養サンライト大熊入り口(5.5)から特養のある現場へ行く間に持参の線量計は10μsvまでしか計れないので振り切れる。他の線量計では14μsvを示した。この値は、国際放射線防護委員会が定める通常の被曝限界値である年間1mmsvに相当する時間空間放射線量は0.19であり、その70倍の値である。つまり年間70㎜svの被曝量となる値である。ここから福島第一原発が見える。いくつもの高所クレーンが林立している。案内をしてくれた大熊町役場の職員は防護服を着ている。私たちはバスからは降りることはできなかった。
  

次に双葉町に向かう。双葉町では役場の秘書広報課長から説明を聞く。「時間が止まったまま」である。
 

 


次に浪江町役場。浪江町は原発立地自治体でないことから、原発の事故も知らされず、大熊町住民がバスで避難を開始していることを聞いて、町長の判断で非難を始めたが情報が入らないなかで結果として放射能が流れた方向へ避難し被曝してしまった。
   
今回案内をしてくれた大倉満さんは、当時JR大野駅に勤務されたいた。大熊へ朝4時頃バス80台が向かっていくのを目撃している。「こんな時期に修学旅行かな」と思ったそうだ。東京電力と浪江町も通報協定は結んでいたが無視されたそうだ。

  
現地へ入るにも通行許可証と入る人間の身分証明書が必要となる。出るときにも車のスクリーニングを受ける。


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