こんにちは「中川ひろじ」です。

みんなのお困りごとが私のしごと

住み慣れた地域で暮らし続けられるために

2014-08-29 11:30:16 | 健康福祉

8月28日松本市地域包括ケア協議会が主催して「誰もが住み慣れた地域で暮らし続けるための講演会」が開催され出席しました。すでに松本市では市内35地区単位で、順次地域ケア会議が開催され、医療・町会長・町会役員・民生児童委員・社会福祉協議会・介護保険事業所・公民館・地区担当職員で、具体的な事例を通じた課題の検討が行われ、地域の共通認識づくりや、認知症サポーター講座などが自主的に開催されるなどの動きが始まっています。
松本市のコンセプトは今進められている地域づくりの中に、医療や介護を位置付けていることが特徴です。
一方国が進めようとしている地域包括ケアシステムは、今後団塊の世代の高齢化に伴い大幅な増加が見込まれる医療・介護の需要を、できる限り在宅で行う方向を目指しています。
当面法改正による、要支援事業が介護保険から市町村事業への移行に伴う課題。特別養護老人ホームの入所制限の影響。一定の所得以上の方の介護サービスの自己負担の2割化の影響等について調査を行っていく必要があります。
また、多くの介護をしているみなさんは、家族介護の負担から施設を希望しています。この現実とのギャップをどう埋めていくのか、埋めきれるのかという課題は依然として大きくのしかかっています。
私は、あらためて現実の介護の実態から制度改正や地域包括ケアシステムのあり方について考えて行きたいと思います。
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