新年明けましておめでとうございます。新しい年をご健勝でお迎えになられたこととお慶び申し上げます。
一昨年の長野県議会議員選挙におきましてご支援をいただきながら2期目の当選を果たすことができず大変申し訳ございませんでした。私は、現在社民党長野県連合幹事長の職に就き、また私の政治活動を支える「げんき会」を立ち上げていただき、次期を目指してがんばる決意をしているところでございます。
安倍政権は、一昨年の憲法違反の安保法制に続き、TPP承認案、年金カット法案、カジノ法案などを強行採決し、平和と暮らし・雇用の基盤を掘り崩しました。いま日本の社会は、大きな曲がり角に立っています。平和憲法をかなぐり捨て、戦争ができる国に向かっています。非正規労働者の増加、子どもの貧困、不安だらけの高齢社会・・・。本当にこのままの政治を続けていくのか立ち止まって考える時なのではないでしょうか。
私は、安倍政治を転換しなければならないと思います。昨年の参議院選挙に続き、予想される衆議院総選挙においても市民と野党が力を合わせ、少なくとも緊張感ある議論ができる与野党が拮抗する状況をつくりだすことが必要です。
そして平和と暮らしの基盤を守るのは、住民一人ひとりが主役となる地方自治を実現することです。長野県と市町村がしっかり手をつなぎ、「子どもの貧困の解消」「真っ当な雇用の実現」「安心の老後を保障」することで、誰もが人として当たり前に生きていくことができる社会をつくり、それを次の世代につなげていく「希望がもてる社会の実現」に私は全力をあげてまいりたいと思います。
引き続きのご理解とご指導を心よりお願い申し上げます。
結びに、皆様にとって、今年一年が健康で幸多からんことをご祈念申し上げ、年頭のごあいさつといたします。
2017年春 前県議会議員 中川ひろじ