こんにちは「中川ひろじ」です。

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20171218 第512回月曜の声 「憲法番外地」

2017-12-18 09:23:24 | 活動日誌

 

憲法番外地

12月13日、米海兵隊普天間基地所属の大型輸送ヘリコプターから8キロもある窓枠が普天間第二小学校の運動場に落下した。奇しくも昨年の同日オスプレイが名護市沿岸部に墜落大破した事故があった日でもある。7日には、同小から約1キロ東にある緑ヶ丘保育園に同型ヘリに使われているのと同じ円筒状の部品が落下ししている。今回は、一歩間違えば学校の運動場の子どもたちの生命に関わる事故であるだけに、徹底した原因究明が行われるべきである▼米軍はアメリカの航空法に基づいてアメリカ人が住んでいる住宅上空では訓練を行わない。日米地位協定の運用の中では、飛行ルートが住宅街以外に定められているが、守られた試しがないと翁長沖縄県知事は国に対して日米地位協定の抜本的見直しを要求している。当然のことだ▼日本国憲法は、すべての国民に平和的生存権と基本的人権を守ることを国家に対して要請している。にもかかわらず米軍基地の74%が沖縄県に集中し、なおかつ新たな基地建設が行われ未来永劫基地あるが故の不安と隣り合わせで生き続けなければならない不合理を負わされている。憲法を守らせるのは国民の力である。しかし、今沖縄は憲法番外地となっている。沖縄県民は訴え続けている。応えるのは「本土」に住む私たちではないか。

20171218 社民党松本総支部第512回「月曜の声」〜中川ひろじ代表街宣

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