地元の岡田神社の例大祭。松岡町会は、子どもたちが山車を曳航し始めて27年目となる。1回目に道中囃子の太鼓をたたいていた子が、今年は自分の子どもを連れて参加している。すごいことだ。中央4人はその27年間を支えてきた歴代松岡町会長の皆さんです。
松岡公民館が改築される前、玄関から入った土間の天井に山車の車輪が括り付けられていたことを覚えている。その昔、青年団で山車を曳航していた中川清さん(故人)が、その思い出を語ってくれていた。
時代の流れの中で、地域の絆が薄れていく中で、35年前青年会をつくり太鼓連をつくった。松岡町会も山車の曳航をはじめた。自分たちが生きていく地域を、自分たちでつくっていく、そんな思いが今若い人たちに引き継がれていく。山車保存会に、30代、40代の若手が加わっている。頼もしい限りだ。