こんにちは「中川ひろじ」です。

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20190826-27 長野県議会産業観光企業委員会東北信視察

2019-08-27 21:33:54 | 長野県議会

 

長野県議会産業観光企業委員会の県内視察で今日明日東北信を回ります。本日最初に訪れたのは竹村製作所。不凍栓のメーカーとして有名ですが、少子化、温暖化、災害などの状況変化に対応して、可搬性の浄水器を開発しました。プールやお風呂などの水を飲み水に変えることが出来、災害時に必要な機材として今後販路の拡大が課題です。合わせて雨水利用タンクも制作しており、セットでの使用も可能ということです。

初日の二番めの視察先は、長野県工業技術総合センター食品技術部門です。工業関係の県の研究施設の歴史は古く大正6年に上田市にできた染織指導所が最初です。食品関係は、昭和15年長野市に醸造試験場がつくられました。現在は食品バイオ部と加工食品部があり、発酵食品の製造、開発、品質管理育種、バイオテクノロジーの応用などの研究と、加工食品の製造、開発などを研究しています。

初日の三番めは長野県企業局が設置した水素ステーションです。化石燃料の限界が近づいている中で、未来のエネルギーとして注目されています。

初日の最後は、「NPO法人夢空間松代のまちと心を育てる会」の視察です。夢空間松代は平成13年長野市が策定した松代中心市街地活性化基本計画「松代まるごと博物館構想」を住民主体で進めようと住民有志100名でたちあげ、潜在している歴史的遺産を一つひとつ掘り起こして磨き上げ、観光資源化を図り、松代への誘客に取り組んできた団体です。現在国の登録有形文化財として36ヶ所79件が登録されています。また、20コースほどのまち歩きコースを開発。平成22年度からは「松代まち歩きセンター」を開設して観光客と住民の交流もない図ってきています。住民が主体で様々な取り組みが行われていて驚きです。

二日目の最初は南牧村の滝沢牧場さん。お父さんの代で昭和21年に入植し、高原野菜をやっていたが、昭和32年ジャージー種を導入し酪農を始める。昭和57年から観光牧場を始め乳搾り体験など体験を売りにしている。
後継者がいないこと、少子化などで観光客が減ってきていることなど、課題は多いが、酪農を通じて命と食の大切さを教えていきたいと滝沢代表は語っていました。

二日目の三番目は高見沢サイバネティクスです。地下鉄などの券売機、ホームドアシステムなどをつくっています。中国の地下鉄2万台シェア100%だそうです。

 

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