20190601 JCF イラク支援報告会
チェルノブイリ連帯基金が主催して「教えて!鎌田先生、伊藤先生 もしもの原子力災害に備えて、安定ヨウ素剤の効用」が開催され参加しました。
前段、イラクの医療支援の状況について報告があり、JCFとして支援を続け避難民への支援活動としてPHC(プライマリーヘルスセンター)をつくった。国際移住機関から自在の支援を、クルド人から財政的な支援を受けている。避難民は最大400万人いたがげんざい160万人、治安の問題やコミュニティーの喪失、コミュニティーからの排除などを理由として、これ以上減らないのではないか。イスラム国との組織的な戦争は終結したが依然として散発的にテロが行われている、少数派のキリスト教徒は迫害を受けるので戻りたくない、強制的に結婚し望まれずに生まれた子どもたちがいるが「ISの子どもはコミュニティーにいれない」と拒絶されている。コミュニティーの再構築が必要。
次にリカー先生から、モスルにける小児がんへの支援についてお話があった。現在白血病の検査をするフローサイトメリーの導入と感染症を防ぐ看護師の研修を行ってきている。さらにイラクの小児白血病の遺伝子解析をおこない、特徴として「治りにくい白血病が多い」「外部因子による変異が多い」ことがわかってきて治療計画の改善につながっているという報告でした。
20190601 JCF〜信州大学医学部乳腺分泌外来の教授伊藤研一先生のレクチャー
20190601 鎌田實JCF理事長・諏訪中央病院名誉委員長のお話
20190601 本日の質疑応答
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