リュート奏者ナカガワの「その手はくわなの・・・」

続「スイス音楽留学記バーゼルの風」

昨日は(笑)

2006年04月02日 21時51分28秒 | 日々のこと
昨日はエイプリルフールでしたが、昨日のネタはいかがでしたか?1年に一度のカマシです。(笑)
今回は、黄禹錫賽(ファン・ウソクサイ)教授の・・・ですぐわかってしまったと思いますが。(笑)

昨年は結構「話題」を呼びまして、日本のみならず国外の方からもレスやメイルをいただきました。あるリュート奏者なんかは5月頃にその情報が入ってきたらしく、6月に彼の家にいったら、「中川さん、あの新発見の曲のことを教えてくれる?僕も録音してみようと思ってるんだけど・・・」なんて聞かれたりしました。(笑)

でも本当に超腸Bのような天然素材で強力なガットができるといいですねぇ。先月末から使っているガット弦ですが、1コースは切れる以前の問題、振動不良弦で、(2本も買ったんですが・・・)張って4日目にナイロンに交換しました。

そんなに問題がなかった2弦も1週間で音程の狂いがひどく使用にたえなくなり、もう1本買ってあった新しいのに交換です。これははじめから見られたケバが原因でしょうが、2本目はどのくらいもつでしょうね。音自体は1コースに張られたナイロンと比べると、ダイナミックレンジが広く、また小さい音もクリアに響きます。これで2ヶ月くらいもってくれたらいうことないんですけどね。

3、4コースと6コースのオクターブに関しては今のところへたっていません。これらは十分に実用的だと思います。まだ新しく注文していた分は届いていませんが、3コース以下オールガット(プレーンガット+ガット銅巻き線)で案外いける可能性も。

でもこの方法が行けるようになったらなったで、弦代がかさむのでこれはこれで大変になりますねぇ。(笑)