リュート奏者ナカガワの「その手はくわなの・・・」

続「スイス音楽留学記バーゼルの風」

お花見

2006年04月08日 17時59分54秒 | 日々のこと
夕べはあちこちで花見のはしごをしてきました。先週所用で東京に行ったんですが、東京はもうその頃は満開でした。なぜかこっちの方が花は遅くて、(いつもとは違うような)昨夜あたりが満開でお花見のピークでしょうね。風もなくいい陽気でしたし。

日本の桜を見るのは3年ぶりで、やはり3000万年前から日本列島に咲いていたという日本固有種の桜はさすがに美しい!バーゼルにも桜は一応ありまして、春になるとそれらしい花を咲かせていましたが、咲きっぷりも散りっぷりもイマイチでした。それに比べると日本の桜の花びらは豊かで色も美しいです。散ったあとの地面に落ちた花びらも美しいんですね。

実は私が桜の花で一番美しいなと思うのは、満開の日のあとに雨が降って(風も少し吹いて)散った花びらが水たまりに敷き詰められたときなんですね。それを見にわざわざ名古屋市内の某神社まで行くくらいですから。咲いているときよりずっと綺麗だと思います。妙なよっぱらいのお兄さんやおっさんもいませんし。(笑)

明日はマタイ受難曲を聴きに名古屋に行きますので、その帰りにちらっと見てこようかと思っています。