リュート奏者ナカガワの「その手はくわなの・・・」

続「スイス音楽留学記バーゼルの風」

ホピーのコンサート in Nagoya

2006年04月23日 23時51分48秒 | 音楽系
昨日はホプキンソン・スミス(ホピー)のコンサート。招聘と運営に少し関わっていることもあり、朝は中部国際空港にお迎え。昨日のセントレアはすごく混んでいて、遠いところにしか車を置くことができませんでした。とぼとぼと到着ロビーまで歩いていきましたが、これってちょっと遠すぎません?

10時59分着の飛行機で大分から到着の予定でしたが、到着予定のボードを見ますと、6分早く到着予定になっていました。偏西風が予想より強く吹いていたためかも。飛行機が到着したと表示されてしばらくすると、ホピーが出てきました。大分からは招聘元のKさんも一緒です。ホピーとKさんを空港を出たところで待っていてもらい、車を取りに足早に。歩くと遠い感じですが車だとやっぱりすぐですね。二人を拾って、すぐに名古屋市内のホテルに向かいました。

空港からホテルまでの道のりはほとんど高速道路ということもあり、快適です。ホピーは車の中でたまたまかけていた平均律の音楽が大好きらしく、車の中ではもっぱら平均律の曲の話題ばっかりでした。(私も平均律大好きですからねぇ。(笑))車の中にあった、コープマンやレオンハルトの平均律を取っ替えひっ替え聴いているうちにホテルに到着、名古屋のマネジメント担当のYさんに電話して4人で昼食。

そのあとホピーはしばらくホテルで休憩して、3時半に会場の名東文化小劇場に向けて出発。車の中ではやはり平均律。(笑)道が混んでいて、予定の4時半より15分以上遅れて到着。リハーサルの時間が少し減ってしまって、ホピーには申し訳ないことをしました。

会場でさっそくリハーサル、と思ったら、彼が足台をホテルに忘れた由。なければ足を組んで弾くとは言っていましたが、私とYさんとで何人かにあたり足台を会場まで持って来てくれる人をさがしました。幸い、近所にお住まいのギターの先生がお持ちとのこと、急遽会場まで来て頂き、ほっとしました。いつもと違うスタイルで弾かなきゃならないのは結構つらいですから本当に良かったです。

その後は順調に準備が進んでいき、あっという間に本番です。本番はずっとステージの袖で聴いていましたが、今日もホピーは快調のようでいい音楽を聴かせてくれました。会場で販売したCDは大変好評で、終演後のサイン会は長蛇の列。会場に来て頂いた方の多くがCDを買って頂いたという感じです。

コンサート終了した後は、会場近くの料理屋で打ち上げです。参加のみなさんとすっかりうち解け、すごく楽しそうでした。そうそう、参加した方の多くが英語が出来たのでびっくりしました。日本人も英語のうまい人が増えたもんです。打ち上げが終了したのはもう11時を過ぎていました。ホピーをホテルまで送っていき、自宅に戻ったのは12時半を過ぎていました。