リュート奏者ナカガワの「その手はくわなの・・・」

続「スイス音楽留学記バーゼルの風」

いい環境大臣

2024年07月08日 15時54分49秒 | 日々のこと

「私たち水俣病被害者たちは、・・・長い間苦しんで・」

「はい、時間が来ましたので打ち切って下さい」

「え?でもまだ全部言っていませんけど」

「時間です。これは決まりです。はい、係の方、マイクのボリュームを落として下さい」

「・・・・・・・・」

「ちょっと待ちなさい。まだおっしゃりたいことがあるようですよ」

「はぁ、でも、これは決められていることですので・・・」

「何をいっとる!ここは私が責任をもつのでマイクのボリュームを上げなさい」

「いや、しかし・・・」

「しかしもかかしもない!(意見陳述者に向かって)大変申し訳ありませんでした。部下がトンマなので大変ご迷惑をおかけしました。どうぞ今日ここでおっしゃりたいことをお続けください」

「あ、ありがとうございます」

・・・・・・

という様な環境大臣だったらいいのにねぇ。あそこの場面で名を上げたかも知れません。当たり前のことをして名を上げるなんて変な話ではありますが。


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2 コメント

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Unknown (やまねこ)
2024-07-08 18:40:49
こんばんは。
連載のバッハ編曲の記事、とても難しい内容でもあり、固い頭に鞭打って楽譜を見ながら勉強させていただいております。
そんな中、突然に休憩タイムのように今回の記事。ちょっと前にありましたね。
理不尽なマイク切った件が。

 ちょうどいいタイミングなので私も思うことが多くありましたね。
とにかく国は、過去の国としての失態をなかなか認めない。
環境問題の件もそうですが、先日の旧優生保護法など、あのような憲法違反をしておきながら、除斥期間を認めず控訴までして、大法廷で負けて、反省だの、補償など、謝罪するなどと言ってましたが、では国は仮に勝てば、謝罪も保障もしないのでしょうか。
こんな馬鹿なことが許されていいはずがありません。
こういうところに、国の最も悪い面、本心を見る思いがあります。
戦後すぐの時の政権の成した悪法とはいえ、平成の代までこんな無法が罷り通る日本はおかしすぎる。現在も国連から様々な件で勧告を受けてますが、政府はシカト状態です。
ジェンダー格差問題、外国人技能実習生問題、入国管理問題、難民申請問題・・・、世界からの批判を受け止め、民主的な真の法治国家を実現せずして、先進国ともいえないでしょう。
まだまだ言いたいことが溢れるほどですが、猛暑に過熱するのも血圧上がりますので止めておきます。。。
 昨日、日本の首都東京の知事選が行われたようですが、首都が変わるのか、そしていずれ日本も変わるのか、不安は尽きないですねえ。
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re (nakagawa)
2024-07-08 20:19:21
戦後すぐに起こったいくつかの未解決事件以来最近に至るまで理不尽な事件や行政の瑕疵がいまだに続いています。松本清張が生きていたら沢山ノンフィクションや小説を書いていることでしょう。
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