日本では寒気が近付いていて西~北日本の日本海側を中心に雪が降っています。JPCZという雪をもたらす寒気の流れの当地直撃はなさそうですが、その何分の一かはこちらに流れ込んでいるみたいで外の風はえらく冷たいです。
アメリカではカリフォルニア州南部で暴風が吹き荒れていて、大きな山火事が発生しています。ロサンゼルス郊外に住むセレブたちの住宅にも被害が及んできているそうです。
娘が住んでいる地域では火災は起こっていませんが、風が強くて学校も休みになったそうです。この風はサンタ・アナ風と呼ばれているこの時期に吹く強い風ですが、今回のは特別級の風らしく時速100kmとのことでした。台風式に言うと約30m/秒の暴風ということになります。台風は移動性低気圧なので多くはさっと過ぎ去りますが、サンタ・アナ風そうではなく長い時間吹き荒れしかも乾燥していて高温です。停電も発生している模様で、娘の住宅の隣の住人によるとここ20年来で最も強いサンタ・アナ風とのことです。
日本の識者の中にはトランプが環境対策に不熱心なので今後はもっとこういった被害が増えるとおっしゃる方もいらっしゃいますが、ちょっと次元が違う話のような感じがします。なんでもトランプのせいにすればいいというものではありません。
とはいえ乾燥した高温の山風が枯れ葉をこすって火災になることもあるので、森林の環境整備には力を入れていく必要があるでしょう。それと山火事は火の不始末が原因というのも多いようで(こっちの方が多いという話もあります)そちらの方の対策も必要ですが、実際にはそういう人たちにはどう対処したらいいんでしょう?
カリフォルニアの火災は私も注視しています。以前にもお話ししたかもしれませんが、私が飛行機の操縦訓練を積んでいたロスの東方でも山火事は相当にありました。煙の行方次第では飛行中止も。。
今回はハリウッドとか、高級住宅地も被害になり、その甚大さは半端ではありません。その原因は様々に識者から指摘されていて複雑な科学的な原因も推定されていたり、人災ということもあるとか。
タバコの不始末、ポイ捨て等、考えられ得る原因は様々にあるのでしょう。
地球温暖化で世界的に異常気象があり、高温、低温、豪雨、豪雪、暴風等、過去類のない、観測史上最高の、そんな言葉が最近多く聞かれますよね。
私も確実に地球の気象や大気循環、環境等が激変してきてるなと感じます。砂漠化の進行などで、作物が取れず、食も供給できず、或いは値段が破格に値上げになったり、今後、日本国内で起きる調達難が加速するのでないかと思いますね。
カリフォルニアの火災被害を見ていて、米国の事などと対岸の火事ではなく、日本の今後の状況が心配になりました。自国第一主義が加速し、領土拡大に動き出す為政者が多くなり、結局、エネルギー資源、食を求めて自国第一の豊かさを猛追する影で、またぞろ争いの世界にならないか、それが心配です。
米国の火災被害に、ふと一抹の不安を覚えました。
むしろ、そうあってほしいです。
過去のデータはあるも、変化というのは必ずしも緩慢であるという確証も無いわけで、それも厄介な点です。
自分勝手な言い分ですが、せめて激変など無く、自分の生きてる間のこの30年以内安泰であればいいなんてね。
あとは、優秀な為政者、科学者が対応を考え、知恵を出せってね。
>そうですね。... への返信
人生のスパンと大自然のスパンが違いすぎますからねぇ。本当はわからないのにこうなんだと明解に断言する言説には注意です。