多機能もほどほどでいいんだけど・・・電話

2009年04月13日 | 日々のこと
お天気に誘われてお掃除開始、廊下に今年最初のワックスを塗った。家中開け放して気持ちいい。さすがに花粉症を考えて布団を干すのだけは控えた。

 新婚時代に住んだ離れの2階、使わなくなると傷むものだ。近所の猫の巣になっていればいけないと久しぶりにのぞいた。

 荷物の大半は私の本と夫の過去の仕事の資料だ。暫く前大量に処分したけれど、捨てられない本というものはあるものだ。
 本当に邪魔なのは夫の資料だ。しかし長年の軌跡であるだろうから、それを口にすることはタブーだ。ここまで来れば整理をする日も遠くあるまいと、ダンボールに詰めて埃をさけた。

 最近野良猫の避妊手術に区費を使ったと話題になった。それにしても猫が多くなっていたのは事実だ。飼猫には当然半強制的に求められたようだが。「時代だねぇ」と皆で納得したものだった。

 午後、夫が電話を買いに行かないかと誘ってきた。最近の電話はいろんな音を発生するので、私たちの部屋の電話が孫の好奇心の犠牲になった。留守電がきかなくなり、このところえらく不自由と迷惑をかけていたのだった。

 まるで給付金で買うようね、と冗談を言いつつ売り場へ。値段の安いのにも驚いたけど、多機能振はあんまり感心しないのよね。どこが違うのか・・・なんてとってもじゃあないけど理解の範疇を超えているわ。早い事早い事、すばらしい決断力でお持ち帰り。

 子供たちが高校生の頃、あえてダイヤル式にこだわった。母に「名前を名乗らなかったらつながなくて結構です」と言い切って、子供たちの友人も礼儀正しい電話の掛け方を学んだはずである。廊下から精一杯コードを伸ばしてかろうじて自分の部屋に持ち込んでいるのにも目をつぶって耐えた。のにである、パソコンの時代になっていっぺんに私の主義主張は崩れた。

 1本の電話が2本にバケ、子供たちの帰省により電話機がありあまるようになっていたのに、もう世はFAXコピーの時代に突入した。どんなにアナログの生活に固守しこだわってもきたけれど、留守勝ちな身には必需品となってしまった。
それにしても・・・・安かった。・・・だけど孫の好奇心にどこまで耐えられるやら。

 依田 美恵子

    軽井沢・佐久で建てる外断熱・省エネ住宅 中島木材の家


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