ダブルの布団の悩み

2011年01月17日 | 日々のこと
 温暖化・・・・嘘でしょう、という位寒い佐久です。会社の事務所の入口に先日来置かれた温度計。13日はマイナス12度、13日はマイナス15度でした。朝の8時の気温ですよ。

 どうりで明け方寝てて顔が寒かったわ・・・・は私の感想。
暖かい家に住んでいる人はそんなことなさそう・・・・・こうなるとひがみだわね。

 子供たちが独立した後、少しは自分たちにもご褒美をあげなくちゃあと、お布団を新しくすることにした。従姉妹に「いいものは絶対に違う」と念を押されていたので、いいのを買う気まんまんで出かけた。

 ベットは子育て最中に購入したから、セミダブル。羽毛布団にセミダブルはないという。仕立て直しをしてもらおうかと思ったら、友人であるお店の女主人は、絶対ダブルがいいと主張する。

 それが・・・・反省というか・失敗の元だったのである。羽毛布団は肌に直接着るという。

 暖かい家なら羽毛布団1枚でいいかもしれないが、我が家ではそれは無理なのが現実。今年30年を迎える在来工法・・・・当時としては最高の断熱材に二重サッシの家だけど、ストーブを焚いてる間は暖かいが消すと、とたんにスーとなっていくのである。

 おまけにストーブを付けたまま寝ると喉がやられると主張する夫にあわせているから。もう1枚お布団を重ねる。

 なんたってマイナス15度の世界だからねえ。

 畳の上と違ってダブルの布団はその重みを全部自分で背負うこととなるのである。新しいうちはなおのこと。どれほどダブルにしたことを後悔したかわからない。

 3年目ぐらいにしてようやく布団に柔らかみが出てベットの中にも納まるようになってきたが、別の悩みが生まれたのである。つまり真ん中の羽毛が端に寄ったのである。

 つまり一番肝心のところが薄くなつたというか・・・・。

 真剣に仕立て直しを考えてしまう。

 器に合ったものというのは、人にも物にもあてはまることと感じいるのである。

 どんなにいいと勧められても、本当にその人がそのように使っているかどうかで判断すべきだったわ。どんなに物がよくてもね。

                         依田美恵子
軽井沢・佐久で建てる外断熱・省エネ住宅 中島木材の家


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もちのカビ・・・・昭和の嫁と平成の嫁

2011年01月17日 | 日々のこと
 週末社長夫妻は友人と「大人の休日クラブ」で出かけていきました。急遽電話の転送先になっていた私の携帯。

 最初なんで知らない方から電話が入るんだろう・・・・・で気がつきました。

 今月だけは休日の設定が違い、本来は第3土曜日はお仕事の日です。電話番に出勤しました。

 昼近く夫から「孫ちゃん来ているよ」と電話もらいましたけど・・・・。「なんとかして!」と返事。ママが疲れたのでしょうか父子3人だそうです。

 帰宅したら「今夜は泊まっていくの」だそうで・・・・・夜中に「ママ・・・」にならなければいいなーと。

 日曜日起床したら、雪が積もっていました。夫は職場の雪かきに出かけ、子供たちは「凧揚げ」です。お昼にはパラダで「そり遊び」のはずが、あまりの寒さに「猫」になることにして、エネルギーの有り余っている子供の相手をすることになりました。

 そうなれば、私は料理三昧です。早く言えば、冷蔵庫と冷凍庫の材料と貯蔵野菜を使って、フル回転です。おかげでストックがいっぱい・・・・ママにもタッパーに詰めておみやげです。

 子供たちを送り出して、さらに我が家の夕食に、どうしても片付けたい「大和芋」少しカビが出てきてしまったのです。

 それを見ながら、母が「お餅のカビはいけないんだってね」「そうですね」「この間テレビで管理栄養士が言っていたわ」「・・・・・・」ガーンときました。

 私、栄養士です。大学の担任教授は「微生物・・カビの専門家」でした。
3日たったカル●スは飲めない、と言うほどに、教育を受けました。結婚以来、この餅のカビにどんなに悩まされたことか。

 表に見えるカビは全体の1割、根っこは9割も隠れているのです・・・・35年間言い続けても「昔から大丈夫と言われている」・・・・それって明治の人の話でしょう・・・月に人が行って帰る時代になってもと(内心)・・・・でもずっとこの言葉だけは変わりませんでした。

  100年前の家は外とほぼ同じ温度ですから、暮に搗いたお餅だってそんなに早くカビなかったはずなんだけどなー。

 最近はそうそうに、冷凍庫に保存するようになったのですが、それでも・・・私って信用されていなかったのかしら・・・・と夫に愚痴ったのでした(笑)
                        依田美恵子
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