母親につながるものへの思い。

2011年07月07日 | 家族
従姉妹の1年忌の席だった。65歳という若さで突然倒れてそのままの死であったから、私たちも驚いたが、家族の驚きと悲しみは最大級であっただろう。

 一女二男の子供達は、結婚こそしていたが、商売のこと家庭のことも父親よりも母親が回していただろうから、大変な1年であったと思う。

 その娘が私たち従姉妹に挨拶にきた。そしてバックから持ち出したのは、我が母の葬儀の灰寄の席に座っていただいた皆さんに差し上げた「雑巾」と私の書いた「雑巾と大正の女」という文章であった。この文章は2009年8月18日のブログに加筆したものである。

 この雑巾と文章机の中に入れて時々読んでいます。の言葉に彼女の母を亡くしての1年がどんなに寂しく大変であっただろうことが察しられた。

 母につながる物がどんなものであれ、欲しいのであろう。

 何か困ったことがあったら言ってね、が精一杯の言葉でしかなかったが、まだまだ母親に頼りたい時がいっぱいあるだろうに。

 北アルプスの山頂で最高の笑顔で写っている遺影に、家族を見守ってねと手を合あわせたのでした。

                   依田美恵子

軽井沢・佐久で建てる外断熱・省エネ住宅 中島木材の家


【 中島木材のホームページは こちら


ポチットお願い!にほんブログ村 住まいブログへ
にほんブログ村 住まいブログ
ブログランキング・にほんブログ<br>
<br>
<br>
<br>
<br>
 <br>

</div>
</div>
<!-- /entry-body -->

  <!-- entry-bottom -->
  <div class=
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする