目からウロコが落ちる木の話 2弾

2011年07月10日 | 信州の木材
 ナイスビジネスレポートからの抜粋です。

 「樹木の材料は土の中の栄養分」も勘違いだとか。樹木は根から吸い込んだ水分と葉から吸収した二酸化炭素から、光合成によりブドウ糖をつくり、これをもとに樹体をつくります。だから木の材料は空気中の二酸化炭素なのです。・・・・・あれれ・・と思いました。果物の木もそうなの?と疑問も深まります。

 年輪の色の薄いところを「夏目」、濃いところを「冬目」といいます。夏目は夏に冬目は冬にと勘違いされそうですが、実際には「夏目」は春から夏、「冬目」は夏から秋にかけて出来ます。冬には落葉樹は葉を落とししてしまいますし、常緑樹も冬眠状態になり、細胞分裂はしません。・・・・・なるほどね。


 「樹木は生きている」という表現も正確ではなく、樹幹のうち、芯材部分は全部死んでいます。生きているのは、辺材のなかにある「柔細胞」と細胞分裂する「形成層」、栄養分を上から下に流している「内樹皮」だけです。
 これは樹木にとって細胞は自らの体を支えてくれれば良く、生かしておく必要が無いためです。

 ほかとの厳しい生存競争を勝ち抜かなければならない樹木にとって、生きている必要のない細胞にまで栄養を回す余裕はないのです。

 あらあら、今しがた「木を殺さないために」という文章を読んだばかりです。切り倒されて感想された木材は死んでいるのでしょうか、生きていなくても調湿作用ってあるんですねえ。これって別次元のお話でしょうか。
 
 こうやって噛み砕いていくと「今さら人に聞けない木のはなし」を読んでみなくてはなりません(笑)

 みなさん納得されましたでしょうか、私は次から次に疑問が出てきてしまいました。

 まだ幾つか載っているのですが、少々専門的ですのでカットしました。

                  依田美恵子

軽井沢・佐久で建てる外断熱・省エネ住宅 中島木材の家


【 中島木材のホームページは こちら


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コメント (2)
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