会心の梅漬け

2011年07月11日 | 料理
 我が家の庭の主然として繁殖してきた、「オミナエシ」が黄色く色づき始めた。秋の七草にうたわれるオミナエシである。雰囲気はバッチリなのだが、ひとついけないのは香りである。

 その香りゆえに我が家では、父の覚えは今一である。週末花を活けなければならないかも、ともらした私の一言を覚えていて、「これ全部もっていったら」とお勧めされたのでした。う~ん・・・ですね。

 先月の末まで、7月は予定が入らない月と思っていたら、ここにきて本当によく日程が埋まりました。

 その日程をくりぬけて「梅」を漬けます。採ってくるのは夫、水に漬けるのも夫。柄を取るご指導をしたら、採る時にしっかりとってある。洗って計量しては私。その後ビニール袋に入れた梅と塩を丹念にこすり合わせるのは夫。

 壺に入れて分量の砂糖と酢を足して重しをするのは私。

 これで私が梅を漬けたといえるでしょうか(笑)

 母からバトンタッチされて、最初の1年は自分でもうまく漬けられたとおもったのですが、その翌年から柔らかくなつてしまうのでした。まあー梅が熟していたからなんでしょうね。

 先日新聞で、梅漬けの記事を読んでいて決定的に違うことを発見したのでした。
梅を塩でよく揉む、ということでした。

 それまで母直伝の「ひらじ」で塩ともんでいたのですが、100年も経ったと思われるひらじは山もなくという状態で、その効果は今一だったのでした。

 今回ビニール袋の中に入れて揉むという新技術を取得しました。

 おかげで水の上がりもとってもよく、塩が多すぎたのではとレシピを覗きなおしたりしたのでした。

 今年こそは会心の梅漬けが出来そうです。(にこにこ)
                    依田美恵子

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