香港旅行雑記・・・3

2012年01月12日 | 
 ホテルの朝食は付けておきましたと依頼した旅行社から。朝食の「飲茶」に魅力があったのですが、それまではいいですとも言えず付けてもらいました。中国は夜中まで営業しているところは多いのですが、朝11時開店というところもあって、お腹がすいてイライラしてしまうことだってあるのですから。

 ホテルの朝食はバイキングです。オムレツを焼いてもらおうと中身をチョイスしていたのに、お任せでポイッとお皿によそられました。「エッー、それはないでしょう」と、これは私以前に宿泊した日本の皆様のせいですよ!!

 できるだけ量は食べないこと、特に香港ではそう思います・・・・これは理性です。しかし現実は朝からラーメンがあるんですよ、ミニですが。中国式と日本式と・・・・違いがどこにあるかわりません・・2日連続で確認しましたが。

 そのホテルの朝食、香港ドルで230ドル日本円にしたら2500円位、個人旅行ですから価格がわかるのです。これが団体旅行になると飲茶に行きましょうとなります。そうすると価格は半分以下になるのでしょう。前回の旅行はそうでしたが、食器が割れる程の音をたてて並べらて、そしてけっしておいしいという言葉が発せられないのが、安く上げる旅行社のニーズ専用レストランの思い出です。

 昼食は移動の最中ですから我慢もします、しかし夕食がプラスチックの食器で品数はあるけれど、最後に炒飯と焼きそば、そしてデザートはみかんが並べられたら、それは日本でいうならば1500円コースの夕食なのです。

 今回、ヴイクトリアハーバーを遊行するクルーズ船を見て、あそこで夕食したいと提案しました。ホテルに帰ったらコンシェルジュのサービスは終了でした。翌朝予約を頼んだら、水上レストランでした。・・・・たしか私だけは行ったことがありました、あそこで生まれて初めて食べた「フカヒレの姿煮」は感激そのものでした。

 最後の夜です。100万ドルどころか今や50万ドルにしか見えない夜景ですが、この夜は天気も多少よく70万ドル位に見えました。ツァーには水上レストランの食事にビクトリアパークの夜景見物が組まれていました。

 全然知らない3組6人がテーブルを囲みます。それも入口から2番目。JТBの企画ですが、このあたりから?です。出しているお金の違いを知らしめますね(もちろんJTBが)。中国料理にだってしっかりとしたテーブルマナーがあります。だから取り皿の数にしても箸の数もスプーンの数も、価格によって違うというのがよくわかります。

 食事が始まる前に人数分以上の食器を片付けていたと思ったら、スプーンも片付けられました。私の席にだけそのスプーンが残っていたらしいのです。私は知らないままに、そのスプーンで調味料を自分の皿に取っていたのですが、それがアッという間に取り上げられました・・・・全然知らない人と食事するのに取り箸もない世界ですかと。当然ここまでケチるJТBに腹がたちましたよ。

 最初に出た「フカヒレスープ」だけは50点でしたが、あとの食事は自分で作ったとしても、もうちょっとまともかなあ。
 こんな料理を出していたら、リピーターはいなくなるでしょうね。

 これが嫌ばっかりにツァーを頼まなかったのにと反省した一幕でした。もうぜったいオプションといえども頼まないと胆に銘じたのでした。

 中国に着たらツァーの食事は捨てると教えてくれたのは、「邸永漢」さんの2000年発刊の「中国の旅、食もまた楽し」です。この本は私の中国の旅の教科書みたいなものです。

 依田美恵子

軽井沢・佐久で建てる外断熱・省エネ住宅 中島木材の家


【 中島木材のホームページは こちら


ブログランキングに参加しています。ポチっとお願いします。
ポチットお願い!にほんブログ村 住まいブログへ
にほんブログ村 住まいブログ
ブログランキング・にほんブログ<br>
<br>
<br>
<br>

</div>
</div>
<!-- /entry-body -->

  <!-- entry-bottom -->
  <div class=
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする