ベトナム・カンボジア・・・その1

2013年01月21日 | 
スカイライナーの窓から雪が見えてびっくり、本当に寒かったんだ。もちろん佐久はあの後さらに降ったらしく雪景色でした。

 真冬日が続いていたらしく、真夏の国は夢のようです。まあこの真冬日を避寒できたことはまさに幸せ。

 今回の旅はまるきり人任せでしたから、こうしてあらためて日程表のコース名を見て、旅の目的が分かったのでした。

「世界遺産ハロン湾&アンコール遺跡群を巡る2都市周遊5日間」・・・・なるほど!!

 ベトナム航空で10時出発。「大丈夫です、そんな最新式の飛行機が導入されているはずはないから」と心配する父に明言したのです。

 ボーイング787が年明けから騒がしていましたからね。最近の機械ってクローン化しているから大変なのですね。これが米国製って言い切れるならば気が楽なのに・・・・。

 ハノイまで6時間30分、時差は2時間。朝食に続いて早々に機内食もいただいて、最後にデザートまで完食するか迷ったのでした。

 食べれる時に食べておかないと、と。しっかり残している夫を横目にです。
ベトナム航空の機内食悪くありません。飲み物も十分サービスしてくれます。おまけに新聞もあるしです。

 到着しました。もっと暖かいかなと思っていたのですが、この時期太陽が出ないようでうす曇の日が3ケ月続くのだとか。着て行ったコートを脱げません。

 空港の建物が狭くなって今増築しています、と第一声でしたが、確かにほじくっているわが第一印象です。

 空港の出口で足場丸太を3本円すい形に立てて、コンクリートを解体しているのを見た時、なんだか懐かしく思えました。

 空港から出てすぐに、日本の大成建設が現地企業とジョイントを組んで大きな現場がありました。ここはもちろんクレーンが入っていましたよ。

 ベトナムに来たことはとガイド氏に問われて、ハイと手を挙げて7年前にと告げたら、「そんな前ですか・・・」とお話にならないようでした。

 ベトナムは今3ケ月・半年単位で変わってきているのだそうです。そうでしょう、大成建設のプロジェクトの外周に掲げられた「パネル」を見れば納得できますもの。

 どんな印象でしたか?って聞かれて、ハタと考えましたが思いつきません。
たしかホーチミンから入ったけれど、バスに揺られていたのは夜だったから、日中の街並の記憶がないのです。

 おまけに南北に3300km、気候も経済状況も北と南は今以上に違っていたことでしょう。
 国土33万k㎡ 人口8700万人、ベトナム人が90%、残りは少数民族とのこと。
農地は国有、宅地は私有。おもしろいと思ったのは道沿の家の巾が同じということ。

 道沿の家の1階は商店になるので、平等の意味かららしい。社会主義の国の平等の精神をこんなところで感じたのです。

 少数民族はそれぞれの言語を持つようですが、今は全国統一でベトナム語を話すようになったとのことですが、1945年以前は漢字を使っていましたし、フランスの植民地時代もありましたから、お年よりはフランス語も中国語も話せるとか。

 

ハノイは沖縄と同じ気候とか。今は乾期で水田もはじまっていませんが、とうもろこしやトマト畑がみえます。その水田に牛や馬が放牧されていて、一番に驚いたのは、田畑に働く人の姿がたくさんにいたことでした。

 最近車窓から働く人を見ることは稀ではありませんか。機械化が進めば進むほどそんな印象をうけます。

                             依田美恵子

軽井沢・佐久で建てる外断熱・省エネ住宅 中島木材の家


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