水郷「潮来」を訪れて

2019年06月12日 | 
梅雨らしい日が続きます。

 若かり日頃は・・・・こんなこと言うようになったのね・・・・車での移動が多かったのですが、最近は電車を使うことが多くなりました。

 今回の水戸行きもそうでした。

 1日目でお役目が終わってしまったので、さてどこへ行きましょうかと言うことになりました。

 先週NHKの朝番組すっぴんで能町さんが「常盤太田」への小さな旅の話をしました。

 まったく観光地ではなく、ごく普通の街のようでしたが、なんとなく心惹かれました。

 水戸から20キロ程度らしい。

 しかし夫は私の「あやめ」好きなのをよく知っていて、「潮来」を予定していたよう。

 私も思わなかった訳ではないけど、電車でもかなり時間がかかりそうだから、早々とあきらめていたのでした。

 水戸駅の行先の掲示板を眺めても「潮来」がないのです。

 自慢ではないけれど、電車初心者ですから、ぜんぜん土地勘がありません(笑)

 結局緑の窓口で、乗り換えで行くことを知りました。

 そして「潮来」、しばらく前に朝のテレビで中継していましたし、過去にたくさん見たポスターなどで、私の中には水郷「潮来」のイメージはふくらみに膨らんでいたのでした。

 下車すると市の職員の方が「あやめ祭り」の会場を案内してくれました。本当駅から3分もかかりませんでした。

 そして見たんです。

 「えー、これだけの規模なの」

 お花はとってもきれいでしたよ。

 ただ私の中のイメージが膨らみ過ぎていたのでしょうね。

 一度は見たい「潮来」だったのですが、この規模でしたら、長野にもありました。

 これが観光力というか、これを発信してここまでの集客をしていることに脱帽でした。

 夫はさらに循環バスがでているから、それで「紫陽花」のお寺に行こうと言います。

 バスに乗り込んで、運転手さんに、お寺の周りに食事するところありますか、とお聞きしたら、何もない山の中だそうです。

 えー、それで次のバスが来る2時間は辛くないかしら・・・・紫陽花にも早すぎるようだし・・・・。

 そう言う訳で、運転手さんに、駅前で食事する場所を聞いて、地元の食堂に入りました。

 かれいの煮付け定食にミックスフライ定食と、地元のワカサギのフライと蛸ぶつをいただきました。

 ここは海も川も近いので、なんでもおいしいのだと、お店の方のお話でした。

 でもねえ、お魚は新鮮だったけど、お砂糖が多過ぎ。

 ミックスフライの半分は高温で揚げすぎ・・・・・これってお客様に出せるレベルかな(笑)

 潮来に人が来るのはこの時期だけのようで、観光客向けのお店が少ないようでした。

 あやめまつりの会場には市の職員の方や観光協会の方がいらして案内をしてくれていました。

 帰りの電車は乗り継ぎの鹿島神宮までは1時間に1本程度、11時と13時と15時はそれもない。

 帰りは大洗で途中下車。港でお祭りをしていると言うが、到着した時は終わりの時間になってしまっていて、こちらを先にすればベターだったかもしれない。

 早めの夕食をここで取ることにして・・・・・お腹を空かせるために、近くにある「明太子」のお店までトコトコ。

 1度来たことのあるけれど、時間がたっぷりあるので、明太子のできる行程までしっかりお勉強。

 ものすごいお客様の数・・・・レジの列が半端ではないけれど、バスが出ていったら嘘のように列が消えていったのでした。

 魚市場に戻って夕食、とってもおいしそうなものばかりだけど、お腹はひとつだし、1週間後は人間ドックだしと、結局海鮮丼あたりで落ち着いてしまったのでした。

 前日1日中座っていたので、こちらも人間ドック対策で駅までトコトコ。

 車窓から田植えが終わった田んぼを見ていて、あまりに見事な植え方に感嘆しまくり。

 畝が曲がっていないのです。

 茨城の方の国民性かなあー。我が家の近くの田んぼはこれほどに見事ではないもの。

 プロが植えているのかしら。最近は委託が多くなってきているから、年に1回しか植えない個人の方よりも、プロの植え方の方が上手だからかな、なんて。

 変なことを感心していたのでした。

 水戸に戻り、駅ビルの中を探索して時間をつぶしたのでした。

 この日は雨に降られずベターな1日でした。

                                     依田美恵子

       軽井沢・佐久で建てる外断熱・省エネ住宅・涼温な家  中島木材の家
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